ヨガや瞑想、ウォーキングにアート、クッキングなど、ここでは、さまざまなウェルネスのプログラムが用意されている。わたしはマッサージを受けた以外は、特に何をすることもなく。
庭を歩いたり、部屋のプールサイドで流れる雲を眺めたりしているうちにも、時は流れる。
部屋のインテリアが、我々の新居のデヴェロッパー、Total Environmentのコンセプトととよく似ており、非常にリラックスできる。我が家はわたしの好みの家具でまとめているが、Total Environmentのショールームに配されている家具は、ここにあるものと酷似しているのだ。
昨日の朝食は、アユン川を見下ろすテーブルに席を取った。せせらぎの音を聴きながら、なんという心地よさか。ふと、インド移住直前の2005年、ワシントンD.C.からカリフォルニアまでアメリカ大陸横断ドライヴをしたときのことを思い出す。
移住前の数カ月間、ベイエリアで暮らすことに決まったため、引っ越しのための移動だった。わたしは米国を離れる前に、「点ではなく線」の旅がしたかった。わずか1本の道であれ、走れば何かが見えるはず。約4,500キロの旅の途中で立ち寄ったセドナ。ヴォルテックスと呼ばれるパワースポットがある聖地だ。
そこで滞在したホテルが、やはり川ぞいにあり、そこで朝食をとった。その清澄な空気の様子が、このリゾートと合致して、記憶の底から浮かび上がる。五感に染み入る心地よさが、とてもよく似ている。
自然の中に神々の存在をみとめ、自分の置かれた環境を敬い慈しみ、謙虚に暮らすことの豊かさよ。
ちなみにヴィーガン料理は見目麗しくヘルシーだが、毎食は厳しい。わたしの身体には、あまり合うとは感じない。せめて卵を! せめてヨーグルトを! と、動物性を望んでしまう。今日は最後の1日。ウブドの街へ出かけるので、外で食事をするとしよう。
🇺🇸アメリカ大陸横断ドライヴ紀行
http://www.museny.com/2005/gowest00.htm
🇺🇸木漏れ日が降り注ぐ水辺のテーブルで、幸せなブレックファストSEDONA (ARIZONA) JUNE 23, 2005
http://www.museny.com/2005/gowest33.htm
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