8月の第1日曜日は、インドほかいくつかの国において、「フレンドシップ・デー」らしい。友人からのメッセージで、先ほど知った。信頼できる友人や知人たちに恵まれていることを、とてもありがたく思う。
一昨日の金曜日は、月に一度のフォーラム・ミーティングだった。いつものメンバーが集まって、メソッドに従ったミーティングを行う。その合間のティータイムやランチタイムは、不可欠なひととき。毎回、お菓子やスナックが持ち寄られ、ランチ前だというのに、みんな相変わらずよく食べる。わたしも食べる。楽しい。
ところで、わたしが着ているのは、先日バリで購入したバティックのトップとストール。柔らかなコットンにインディゴで染められたもので、本当に着心地がいい。旅記録の[INDONESIA 19]で紹介している「IKATBATIK」という店で買った。あの日は、聖水で浄化された直後でもあり、「買い物欲」がほとんどなかった。しかし、こんなに着心地がいいのならば、もう少し買って来ればよかったとさえ思う。
[INDONESIA 19] 百年が短い。高原の涼風が吹き抜けるバンガロールで、旅の余韻を綴る
🌿
子どものころから、心がざわめく8月。1945年8月6日の広島原爆投下、9日の長崎原爆投下、そして15日の終戦記念日……と、戦争の匂いが強いことが、その理由の一つだと思う。夏休み最後の日、8月31日の自分の誕生日はまた、子どものころには、心から楽しめない日でもあった。ちなみに夫の誕生日は8月9日だ。
8月はまた、インドにとっても大きな意味を持つ月。1947年8月15日はインド・パキスタン分離独立記念日。ヒンドゥー教の国とイスラム教の国とが分断されて、英国統治から独立した。その過程において、途轍もない量の血が流れた。8月のインドの大地に染み込んだ。
🌿
世には情報が溢れ、テクノロジーは急伸し、しかしその趨勢に追いつけず、何かと気忙しく切迫感と緊迫感が漂いがちな昨今の世界。
何はともあれ、今、こうして元気に生きていられることに感謝しつつ、速度を落として、心静かに過ごす時間を敢えて敢えて、作りながら、暮らそう。
後半の写真は、バンガロールの老舗コンビニエンスストア、Thom’s の一隅。もうずっと、ほとんど変わらない様子で繁盛しているこの店に来ると、心底、ほっとする。お気に入りの素朴なポテトチップスを買う。買ったら最後、あっという間に食べ尽くしてしまう危険なおいしさ。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。