1カ月の福岡滞在期間中、生まれ故郷の熊本や、壱岐島や、あるいは一気に台湾まで、数泊でも旅ができればと思っていた。しかし、それは困難だと悟った。
眼科によっても異なるだろうが、白内障の手術前後の目薬の経緯を簡単に説明すると、手術前の4日間、目の周囲を洗浄綿で拭いた後、1日5回。手術後は、3種類の目薬を5分以上間隔で1日3回2週間。その後、1種類を1日3回約3カ月間……。手術後1週間は目に水を入れられないので保護レンズ着用。普通に入浴できるのは1週間後から……という感じ。
手術自体は簡単でも、この前後の目薬や防水の徹底は、認知症傾向のある人がこなすのは不可能。というわけで、今回は長めに帰国しておいてよかった。なにしろややこしい3種類の投与が、わたしがインドに帰る日の前日(4月7日)に終了するという、驚くほどのタイミングのよさ。
数日前は、母の髪を切りに近所のマキエ・サロンへ。待つ間、千早界隈を散歩。美容師のマキエさんは、わたしたちが子供のころに暮らしていた名島汐見町にあった丸善美容院に勤めていた。わたしたちの髪も切ってくれていた。よくよく考えたらマキエさんも80代半ば! 現役とはすばらしい。
当面、母は髪を洗えないので、短めに切ってもらってすっきりだ。先日、アクロス福岡で買ったやさしいコットンのセーターや、インドのパールシー手刺繍のストールがお似合い。
インドにいても、日本にいても、旅先でも、近所でも、どこにいても、日々は尊い。自然も人も街も変化して、そのささやかな差異にさえも、物語に満ちている。
母が髪を切ってもらっている間、千早界隈を歩いてみる。昔は鉄道の操作場だった場所が面影なく再開発されている。パンデミック時代以前は毎年訪れていたニューヨーク。もう、6年も訪れておらず、恋しくも遠い。歩きながら、ふと、
「ここ、なんか六番街っぽい」
「なみきスクエアってリンカーンセンターに似てない?」
「ってことは、ちはや公園は、セントラルパークのパームメドウ?」
などと思ってしまう。だいぶ無理がある😸
🗽
最後、5枚の写真はパンデミック時代前に訪れた際に訪れた、我がかつてのご近所、リンカーンセンターやセントラルパークの写真なのだが……千早界隈に、似てない?😅
最後の一枚は、わたしが暮らしていたコロンバスサークル付近の高層アパートメントビルディング。懐かしい……。
🗽
なみきスクエア自体がまた、よい。ライブラリーあり、勉強コーナーあり、カフェなども併設されている。
また、大中小とある会議室(ホール)は市民が借りられるシステム。次回は、ここでインド関連のセミナーを実施したいと思う。
なみきスクエア前の広場の開放感もまた、リンカーンセンターでしかなく(しつこい)、非常に心地よい。ここから北へ歩き、国道3号線を越えれば、おなじみ「ガーデンズ千早」だ。
この日は土曜日だったこともあり、建物の前に広がる「ちはや公園」は、家族づれで賑わっていた。とてもよい雰囲気だ。
故郷はその姿を変え、再発見は続く。これまでは、変化を寂しく思いがちだったが、わたしは間違っとった。我が座右の銘「不易流行」を思い出せ自分! 変化に順応しつつ、未来を共に紡ぐことがたいせつ。そのことに気づかされた今回の帰国も有意義につき。
🌸
諸々書きたいことは募るが、取り急ぎ、要点を。
わたしが生きている間に、願わくば10年以内に実現してほしいことを書いておく。
💙福岡市とバンガロール(ベンガルール)の姉妹都市化
💙福岡=バンガロール(ベンガルール)の直行便就航✈︎
この実現のために、わたしにできることがあれば、尽力する。
祈願!
以上!
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