長い一日を終えて、
ここもまた、なじみとなったホテルに。
すでにひとけの少ない夜更けのダイニングにて。
長い一日、よく動いたからだとこころに、
深くしみいる、白く冷たいワイン。
そして海の幸のやさしげなパスタ。
ああ、おいしいパン。
いろいろな種類と世界を、行き来している。
いろいろな種類の世界に、身を置けることのたのしさ。
●夜、9時を過ぎて、LEELA PALACEに到着。相変わらず、きらびやかなホテルだ。すでにクリスマスの飾り付けが施されている。夫はすでにチェックインをすませているので、レセプションでキーを受け取る。
●部屋のある5階のエレベータを降りたら、すぐ目の前にラウンジが。テーブルの上に、夫の会社の名前がある。このラウンジで、カクテル(パーティー)が行われたようだ。今は奥のダイニングルームでディナーパーティーの最中らしい。
●雰囲気のいいラウンジ。ここなら、米国から来た人にも、「すばらしい」と喜ばれたことだろう。夕食のスピーチはうまく運んでいるだろうか。
●わたしが夕食を終えたころ、ちょうど夫のパーティーも終了した。すべてうまくいったようで、彼も満足の様子。TAJに比べると、LEELAはスタッフのサーヴィスにむらがあり、不行き届きが多い。「七つ星」を自称しているだけあり(有り得ぬ!)、見栄えはすごいけれども、わたしたちはTAJの方が好きなのだ。準備が思うように進まず、パーティー前は彼も少々いらだっていたのだが、なにはともあれ、参加者が喜んでくれたようで、よかった。おつかれさま!
明後日、彼はムンバイ(ボンベイ)に飛び、2日後ニューデリーへ。わたしは、ニューデリーで合流し、2泊したのち、再び二人でムンバイ(ボンベイ)に行き、1週間ほど滞在。戻ってくるのは12月中旬だ。なにかとお忙しい日々ではある。そうこうしているうちにクリスマス。そして冬の休暇? 行き先を何も考えていない!