タイトル通りの内容である。desiとは、Indianのカジュアルな言い回し、とのこと(アルヴィンド曰く)。
インド市場に向けて商品を販売する企業、及びその広告エージェンシーが、いかに「白人モデルを使用しているか」という広告業界の趨勢を語る記事である。分析している、というほどの内容ではない。
インドの広告業界でも、日本同様、コケイジャン(白人)のモデルが頻用されている。記事によれば、「白人のモデルは、ブランドそのものの国際性を表し、ひいては品質の良さを意味する」というのが、最も手近な理由とされている。
インド人の有名俳優らを起用するには、予算がかかりすぎるといった場合、次なる選択は「白人モデル」なのだという。
地方により肌の色の濃淡がかなり異なるインド。「色白」が重視されるのは、当然、広告の上ばかりではなく、結婚においても、だ。以前もどこかで記したが、新聞紙上を賑わす「花婿、花嫁求む」の求人欄で、求められているのは「色白(Fair)」の人物であり、自身のチャームポイントも、「当方、色白」である。
この求人欄については、また別の機会に具体的な内容を紹介したいと思う。
[THE ECONOMIC TIMES/ BANGALORE]