この国の、貧富差、階級差、地域差、宗教差……。
あまりにも、限りなく在る、その「差」。
この街は、それを一層、際立たせて見せてくれる。
インドと日本の間で「半分半分」の心持ちだ。
などと昨日は書いたはずだが。
実のところは、日本3:米国2:インド5
といったところかもしれない。
日本の価値観では決して量り得ない、この国の個性を。
たとえ業を煮やしたり、堪忍袋の緒を切らしたり、したとしても。
わたしは、この国の「味方」のような思い方をする。
もちろん、自分が恵まれた立場にあるからこその、
発想であるに違いないのだが。
いずれにせよ、歩き、走り、自分の足で辿り着いて来たのは確か。
自らとは、異質の世界に対しての「敬意」の、
それがいかに、大切なことか。
息苦しくなるほどに、よくわかる。