3月だ。なんということだ。本当に月末、引っ越せるのかしらん。
さて、今朝は4時半起床で朝食の準備をし、ハイダラバードへ1泊2日出張の夫を送り出す。送り出しても5時半。まだ薄暗い。もう一寝入りして1時間後に起床して始める一日。
今日からまたしばらく、デスクワークに集中したいところだが、上階で朝っぱらからドンドン・ガンガンと破壊工事が行われていてうるさいったらありゃしない。
音が比較的響かない場所を求めて、ラップトップを抱え、あちこちの部屋へ移動するが、なんだか全体的に響いてくる。せめて一カ所ずつやってほしい。
マダム、上階へ苦情を言いに行くも、予想していた「大理石はがし」ではなく、「バスルームのタイルはがし」だそうで、今日中に終わりますから、とのこと。少々安心。
今日中に終わるのであれば、まあ、我慢しよう。と思うが、ともかくはすごい音。うちまで破壊されるんじゃないかと思う。インドじゃありがちね。
そんなわけで、思うように仕事に集中できず、比較的無駄な時間の多い一日であった。
それにひきかえ、夜はいかにも有意義であった。夫出張中の友人や、出張じゃないけれども自由な時間の取れる友人らと集まってのディナーである。思えばインドに来て、女性だけで集まって夕食というのは初めてのことだ。
アルヴィンドがいると、ついてきたがるからね。だから不在時を狙ったのだが、これがとても、いい集いであった。場所はOlive Beach。キャンドルライトがゆらゆらと、昼間とは異なるロマンティックな雰囲気で、Sulaのスパークリングワインで乾杯。
あれだこれだとにぎやかに注文し、皆で分けようと注文したマルガリータ・ピッツアもおいしく(インドにしてはかなり)、わたしの注文したビーフのフィレもなかなかに美味。
7時半から集まって、気がつけば11時。羽を伸ばすマダムらである。また定期的に「ディナーの会」を持とうということになる。実に楽しい夜であった。
実は、Olive Beach。かつて訪れたときに、少々の不都合があって、わたしはあまりいい印象を持っていなかった。
問題の多い地中海料理店として、記録に残しているので、ご記憶の方もあるだろう。しかし、あの日の記憶を忘れてもいいくらい、今日は料理もおいしかったし、楽しかった。
アルヴィンドは来たことがないので、今度は、おすすめだというサンデーブランチに、一緒に来ようと思う。