●BANGALORE MIRROR創刊
インド最大の英字全国紙、The Times of Indiaから、先日タブロイド版のBangalore Mirrorが創刊された。ムンバイを訪れた際、Mumbai Mirrorを見て、バンガロールでも発行されたらいいのにと思っていたので、うれしい。
なにしろ、英語を読むのが遅い身としては、写真がカラフル、見出しでおおよその見当がつくところがうれしい。無論、インドの新聞の多くは、大きな記事の場合、要点が記事内の「囲み」のなかでまとめられているので、結構気に入っている。
このBangalore Mirror。ローカル (City)のページをはじめ、国内、海外ニュースと続き、スポーツやファッション、エンターテインメント情報にハリウッドニュースと、48ページに亘って幅広い情報を網羅している。ローカルのイヴェントや映画情報などが非常に見やすく掲載されているのも魅力的。
近い将来、ムンバイに引き続き、TimeOut Bangaloreが創刊されることを、期待したい。
●二度目の名刺。新しい名刺。
22歳。大学卒業直後に就職した編集プロダクション。
25歳。新天地を求め、転職した広告代理店。
27歳。フリーランスのライターとなって、しかし肩書きのない名前だけの。
28歳。フリーランスながらも出入りが激しかったコンサルティング会社の。
29歳。移転したので、住所だけを変えた、やはり肩書きのない名前だけの。
30歳。マンハッタンの、語学学校時代、名刺の「自動販売機」で作った。
31歳。マンハッタンの、日系出版社の、「広告営業担当」としての。
32歳。マンハッタンで起業して、Muse Publishing, Inc. と社名を付けての。
33歳。オフィス兼自宅の移転に伴い、新しくMuse Publishing, Inc.として。
36歳。ワシントンDC移転に伴い、またも新しく、Muse Publishing, Inc.の。
40歳。インド移転に伴い、社名も肩書きもなく、www.museny.comだけの。
そして今日、12種類目の名刺が届いた。仕事を、意識した上での名刺。
去年の１月12日に届いた名刺は、ちょうど、使い切ってしまった。
去年同様、昨日、イラストレータというソフトウエアで作った名刺のデータを印刷会社に電子メールで送ったら、夕方に色校正（色見本）が３種類届き、そのうちの一つを選んで連絡をしたら、今日、500枚が届いた。
担当者に会ったことはなく電話で話しただけだが、インドでありながら、この「速攻」とも思える仕事ぶりが、感動的だ。
この名刺を通して、さらにまた、新しき、よき出会いに恵まれることを願う。
●母情報：本日はLeela Palaceでランチブッフェ
なにしろ、最長３カ月滞在予定の母である。
我が妹をはじめ、日本で母の動向を気にしている友人の方も少なくなさそうだ。
気になって、このブログをチェックしている方もいらっしゃるようだ。
従ってはなるたけここに、母情報を掲載したく思う。
母は、元気です。
朝はマンゴーにライチー、パパイヤ、バナナ、ザクロと、インドのフルーツをあれこれ楽しんでます。マンゴーとライチーのシーズンはまもなく終わるので、ラストスパートをかけています。
我が家の朝食は、シリアル（数種類の中から好みを選ぶ）か、全粒小麦のミルク粥などとフルーツで、母の日常のような「ごはんにみそ汁その他諸々」ではありませんが、我が家の朝食に合わせてもらっています。
アーユルヴェーダのVさんにも週に一度は来てもらい、母もすでに二回、オイルマッサージを受け、疲れをほぐしてもらっています。
このごろのバンガロールは朝晩が冷え込むほどで、本当に快適です。我が家は緑に囲まれていて、とても静か。従っては母も、「リゾートのようだわ」とご満悦です。
とはいえ、アパートメントの一画から一歩外を出れば、やたらと汚い街角です。道も悪く、徒歩で出かけるのはおよそ不可能。毎度自動車での移動です。
母としては、「上を向いて、歩こう」の気分で、物乞いや、汚れた牛や、立ち小便のおじさんや、ゴミだめから目をそらそうとしていますが、それはなかなかに難しく、
「インドはこれで三度目だけど、来れば来るほど、わからない」
と、言っています。わたしも１年以上住んでいますが、住めば住むほど、わかりません。
バンガロールは昨今、急速な開発により、人口過多、環境破壊、その他諸々の社会問題を抱えていて、街を走ればその綻びが、あちこちで目にできるのです。
さて今日は、OWCという、海外から訪れている女性グループのコーヒーモーニングの集いがLeela Palaceというホテルで開かれましたので、母を伴い赴きました。
ここは、バンガロールでも最も高級なホテルの一つです。少々アミューズメントパーク的な「大げささ」がありますが、ともあれ緑は多く、ここの食事はバンガロールにしてはとてもおいしいのです。
毎日、野菜たっぷり、味付けのあっさりした、我が家のヘルシー料理を食べる日々でしたので、今日はここのダイニングでランチブッフェを味わいました。
モクテル（アルコールの入っていないカクテル）を注文し、それから種類豊富な料理を味わい、デザートを楽しみ、よきひとときでした。
近々、母にも滞在日記を書くよう、勧めようと思います。
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