夕べは、クリスマスパーティーを開いた。ユカコさんとビルには、22日のディナーを一緒に過ごそうと数週間前から言っていたのだが、この時期、休暇で不在の友人知人が多く、スジャータとラグヴァンもすでにデリー。
気がつけば瞬く間に年末。しかし今週になって、BECやOWCで出会った友人やファミリーフレンド、それに比較的ご近所の日本人の友人らにも声をかけ、賑やかな宴となった。
昨日は早いうちから料理の準備を整え、プレシラにも2品ほど作ってもらい、加えて残業をしてもらい、ドライヴァーのラヴィにも手伝ってもらった。ハウスウォーミングパーティーのときにも記したが、彼はかつて飲食店で働いていたのだ。
従っては、わたしがあまり動かなくても裏方をサポートしてもらえたのでとても助かった。
普段はゆっくりと話す機会の少ない人たちと、話をできたのがうれしかった。
OWCで親しくなった女性と話していたら、夫同士が知り合いだということもわかり、その彼らも招いていた。
インド人の友人知人らは大半が米国からのNRI。
「米国からインドに戻って来た」という心理状態を、皆が共有している。
みなが率直に試行錯誤を語ってくれるのも興味深い。
自分は米国生まれであるが、両親とともにインドに移住したというティーンエージャーの女の子ともしばらく話し、二国の価値観の中で揺れる彼女らの葛藤を知り得た。
インドでの暮らしに困惑していることを、素直に吐露してくれる。数年後には、米国の大学に進むのだという。
お互いが初めて会うのにも関わらず、みながフレンドリーなのもとてもうれしい。今回は会話に専念していたので、写真もほとんど撮影せず。
ところで、サンタクロースの帽子は、アルヴィンドがシンガポールの空港で買って来たものである。かわいいのである。
我が家からは離れた場所(渋滞がひどくなければ車で30分ほど)のところに新しくできたオランダ系のスーパーマーケット、SPARだ。
この街は、どんどんと便利になっていき、その目まぐるしさに戸惑うほどである。
2年前の移住当初、家財道具や日用品を調達するのに東奔西走したことが、遥か昔日の記憶。
さてさて、今日はこれから、アルヴィンドの同僚がやってくる。
シドニーオフィスに勤めている米国人で、インドへは休暇で来ているのだそうだ。
フィリピン人のガールフレンドも一緒なのだとか。
彼とはカクテルを過ごし、その後はLeelaへ赴き、米国から訪れているアルヴィンドの親戚へ会いに行く。
そうして明日は早朝の便でデリーへ赴く。
デリーは寒いから、暖かい服を引っ張りだして、これから荷造りをしなければ。
のんびりしている場合ではないようだ。
デリーの実家滞在中はインターネットとは離れた暮らし。
みなさま、よいクリスマスを!
※明日(24日)の西日本新聞、『激変するインド』をお忘れなく!