ムンバイは今日も雨。それも激しい雨。とはいえモンスーンシーズンの雨は恵みの雨ですから、ありがたく天を仰ぐほかありません。
さて、こちらは本日の朝食。今日もヴァラエティ豊かな果物から始まります。食べ過ぎでは? と思われそうですが、食欲旺盛なので仕方がありません。
果物とクロワッサンにとどめておくべきなのでしょうが、ついつい頼んでしまったおなじみのドサ。米粉と豆粉を発酵させた生地を、パリッと香ばしく焼いた南インドの朝食です。
ドサの後ろに写っているのは、スイートライムジュース。インドでは「ムサンビ」と呼ばれるスイートライム。緑(もしくは黄緑色)の、オレンジ大の柑橘類です。
酸味はほとんどなく、やさしい甘さのジュースで、インドでは一般的。アーユルヴェーダでも勧められている果実で、身体を浄化する働きがあるとのこと。
喉の乾きや痛み、吐き気にもいいようです。減量効果もあるらしいのですが、これだけ食べていたら、焼け石に水でしょう。
昨日、ホテル界隈を散策していた時に見つけた店。その名もCOTTONS。入ってみたところ、カラフルな木綿の衣類がたくさん!
以前、紹介して中途半端になっているインドのテキスタイル。「暮らしを彩る木綿製品」を連続して書こうと思いつつ、「(2)SOMA(ソマ)」で終わってしまってました!
FABINDIA,やANOKHIなど、あれこれとブランドがあるので紹介しなければと思いつつ……。
取り敢えず今日はこのCOTTONS。SOMAと同様、ジャイプールが本拠地で、デリー、グルガオンなどに支店があるとのこと。
1階と地下に、色とりどりの衣類がたっぷりと揃っています。
ブラウスやクルタ(チュニック風)などのトップスは、平均500ルピー前後。1000円程度とお手頃です。あれこれと試着した結果、着心地のよい数枚を購入しました。
中央下の青い花柄は、夫の半袖シャツ。夫も気に入ってくれました。右端は七分袖、膝上ロング丈のシャツ。これは機内で着るのにも好適です。
その隣のブルーは、シンプルなトップ。しかし右端のシャツと同様、大柄の派手なプリントが気に入って買いました。
左の2枚は、8月に来る母のために。母に似合わなければ自分で着られるよう考えて選びました。上品な色柄で、デザインも手が込んでいてすてきです。
商品は、一番上の写真にある通り、木綿の袋に入れてくれました。
こちらは、本日ショッピングモールで購入したサンダル。インドには、このように「光り物系派手派手」なサンダルがよく見られます。
一部地域を除いては、基本的に「暑い国」ですからサンダルの需要が高く、その分、選択肢も広いのです。
これは、かかとだけでなくつま先の部分も厚みがあるため、脚に負担がかかりにくいことから選びました。
サリーを着るときなど、ある程度かかとがあるサンダルを履きたいものの、立ちっぱなしのパーティも少なくなく、脚が疲れてしまいます。
このサンダルは、わたしの大きめの足 (24.5) もぴったりとおさまり、非常に履きやすいのが魅力です。
ロウアーパレルのパラディアムというモールに入っているGOSSIP SHOESという店で見つけました。
ちなみにこのモール、最近、ZARAもオープンしました。インドでも、ZARAは人気のブランドとして、女性たちの注目を集めるのでしょうか。
それにしても、最近は、衣類の値段がどんどん上がり、昔ながらの安い店と、先進国を基準にしたかのような高価な衣類の店が混在していて、なにがなんだかよくわからなくなります。
COTTONSにあったような、いえそれよりも「地味」で「パッとしない」、しかもMade in Indiaのチュニックが、ZARAでは4、5倍の値段で売っていて、しかもそれらが売れる、という事実。
ブランド力、なのでしょうか。