本日は、地元商店街のコマーシャルストリートへ。今日はなぜか、派手なバングルの露店商が目に留まります。
派手なバングルを選ぶ、派手な服を着た女性。そのカラフルなデザインに、目が釘付け。
さて、ドラッグストア、HEALTH AND GLOWに立ち寄り、まずは除光液を購入。これで剥がれかけたエナメルを落とせます。
実は除光液をきらしていることを忘れていて、エナメルを落とせず、剥がれかけのそれが見苦しかったのです。念のため、2本購入しておきました。
こちらのバングルは、サフィナ・プラザと呼ばれる古くからのショッピングモール内の、工芸品フェアにて撮影。あくまでもカジュアルなアクセサリーとしての、これらはバングル。
ファッションに合わせて「ジャラジャラと」身につけるのが基本です。
尤もわたしは、義母の形見のゴールドのバングルを、常に身に付けているので、それ以外のものを使うことはありません。
しかし、その時々のサリーやサルワール・カミーズの色に合わせて、あれこれと選ぶのも楽しいものかもしれません。
ところで本日の買い物の目的は、バングルではなく……。
そう。引き出しなどの「取っ手」を買い求めに、ムスリム経営の金物店を訪れました。
4年前に新居を購入し、内装工事を行った際、家財道具はもちろん、さまざまな部品を自ら調達しました。
それらの部品の一部が、早くも「壊れてしまった」ため、新しいものを買い求めに訪れた次第。
この店では、家中のあらゆる場所の「取っ手」を調達するために、幾度も通いました。店内に入れば、4年前の怒濤のような引っ越し前後を思い出し、懐かしい気持ちです。
インドでは、なんにつけても「壊れやすい」ものが多く、「修理を要する」場面が多発します。
そんな暮らしにもこのごろは慣れて、これもまた、人と関わるきっかけなのだ、などと自分にいい聞かせつつ……。
さて、お茶を飲みつつ一仕事しようと、サンクチュアリへ訪れましたが、カフェは営業をやめており、アイスクリームショップしかありません。
せっかくなので、ブティックを見て回ります。この、昔ながらのバンガロー(邸宅)を改装して造られた店。
ラルフローレンやオイリリーなど、欧米ブランドのアウトレット商品が廉価で売られています。
が、それらにはあまり関心がないので、一瞥して通過。
と、目に留まったのは、渋い色味のオーナメントのようなもの。クリスマスツリーのオーナメントにも使えそうですが、ほかにも用途がありそう。バッグなどにつけてもよさそうです。
「チャーム」と呼ぶには大きすぎますが、ともあれよくできているし、色合いや質感がすてきなので、いくつか購入しました。
何に使うかは、あとから考えることにしましょう。
さて、今日は夫も出張中だし、夕飯も適当にすませられます。少しゆっくりと外で過ごすことにしました。帰り道の途中に、MGロード沿いにあるオベロイホテル (OBEROI HOTEL) へ。
エントランスをくぐると、芳しいアロマの匂いと清澄な空気に包まれ、もう、その瞬間に、心身がリラックスさせられます。
さらには、わたしの好きな「黄色」のユリの花が出迎えてくれて、幸せ……。
バンガロールのホテルでは、個人的にTAJ WEST ENDが一番好きなのですが、このホテルはITC WINDSORに並んで好きな場所。
我が家から比較的近いこともあり、折に触れて立ち寄ります。テラスの席を取る前に、しばし庭園を散策。
ここ数日、バンガロールはとても暖かく、まるで初夏のような匂いがします。1月といえばまだ肌寒い日々が続くころですが、この暖かさ、澄み渡る青空は、とても幸せ。
庭を眺める席を取り、モクテルを注文。アルコールの入っていないピナコラーダ、です。
本当は「飲みたい」気分でしたが、少しでも原稿を先に進めたく、1時間ほど集中して仕事をしました。
家にいるときよりも、こうして外で作業をするほうが、集中できることも少なくないのです。
敢えてインターネットにも接続せず、ただ原稿を書くだけの時間。この時刻は人も少なく、ビジネスミーティングをするゲストが数組、ぽつ、ぽつ、と。
せかされることもなく、給仕のサーヴィスもとてもスマート。
静かに、麗しい光景を眺めながら仕事ができるとは、なんとも贅沢だと思いつつ、心地のよい夕暮れ時でありました。