本日、出直したところのDASTKAR。初日よりも店が増えていて、やはり読み通り、オープンに間に合わなかった業者が複数あった模様。
ところで、昨日、髪を切った。UBシティのM&W。H子さんお勧めのスリランカ人4人中1名に依頼して。なかなかいい感じだが、しかし、ワカメちゃん?
帰路、THOM'S BAKERYに立ち寄れば、すれ違いざま、見知らぬインド人女性に声をかけられる。雰囲気、元NRI(非インド在住インド人)。
ツイッターにも記したが、下記のようなやりとりを、数十秒のうちに。
「その髪、どこで切りました?」
「UBシティのM&Wです」
「おいくら?」
「700ルピー」
「そこに行くわ」
「じゃBuddikaを指名して」
「日本人?」
「スリランカ人です。4人いるから名前覚えて下さいね。」
「"B"で始まる名前ね」
なんだかニューヨークが懐かしくなった。見知らぬ人たちとの、こういう言葉の交換。日常茶飯事だったから。
「そのバッグすてき! どこで買ったの?」
「そのシャツ、いいわね。どの店のもの? わたしも買うわ」
といったこと。いいな、と思ったことを、すぐに口に出し、褒め、更には、自分のものにしてしまう。わたしは、そういう習慣が好きだ。
いいものを、いいですね、と言う。
礼儀、というよりは、素直な心の動き、として。
それはそうと、切った直後に声をかけられるとは、ブローがよかったのだろうな。それでもって、わたしを一目見て、彼女は日本人とわかったのだろうか。
だから、スタイリストを日本人だと思ったのだろうか。
短い会話の中に、ささやかな面白み。
かなり短いが、このごろは伸びるのが早いので、いっそこのくらいの短さでノープロブレム。これがどれほど「かの子」かといえば……。
以下、参考資料を添付しておく。
最早、時代を超越しているな、わたしは。
今日もまた、惚れっちまうあれこれがあったのだが、取り敢えず、裏ブログ限定情報として、本日の成果を。
前回はマンゴーの木の器を買ったくらいで、衣類は何も入手しなかったので。
去年、バナラシシルクを購入した店。今年は来ていないと思っていたが、一日遅れでオープンしたらしい。先日の、サリー着付け教室で着用したサリーを買った店。
お兄さんが、わたしのことを覚えていてくれた。買ったサリーも覚えていてくれた。1年ぶりなのに、覚えてくれていることがうれしい。
掛けられているそれを、見せてもらう。お兄さん、羽織ってくれるが……。雰囲気……わからん。
ちなみに以前も記したが、インドの女性たちは、いちいち鏡に映さなくても、自分の好みを選ぶことができる。
だから、展示会などの会場では、鏡がごく限られた場所にしか置かれていないのだ。
しかし、そんな技を持ち合わせていないわたしは、必ず鏡で見なければ、購入を決められない。というわけで、鏡のある場所までサリーを運んでもらい、写真も撮ってもらう。
この色、ピンクと紫の間のような、微妙な色合いで、金糸のロータスの形が、とてもきれいなのだ。
夫の誕生日だもの。夫の名に因んだ「蓮の花」を身にまとい、妻、自らが、ギフトと化するのである。
もう、百万回くらい書いたけど、インドのテキスタイル、すごすぎる。
ところで義姉スジャータ。彼女のサリーコレクションを、いつか見せてほしいものだ。というのが、彼女は母や祖父母や親戚から受け継いだ伝統的な数数のサリーを持っているのに加え、かなりの勢いで、サリー好きである。
先日訪れたイカット:絣(かすり)サリーのブースは、実は彼女も行きつけだったらしい。彼女は自分が購入した絣を自身のブログに載せていたが、それはわたしも撮影してものだった。
かなりの大胆柄だが、これがイカットの伝統的なモチーフが凝縮された一枚。ところで彼女のブログは、とても、心に迫る。
彼女の世界観が、しみじみと伝わって来て、夫アルヴィンドからは決して汲み取ることのできないインドを、受け止めることができる。やさしさと同時に、強く、主張している。
彼女の写真もまた。
先日、他界したラグヴァンの叔母のエピソードなどは、その写真と相まって、本当に心を動かされた。
ご興味のある方は、こちらをどうぞ。
■SUJATA VARADARAJAN (←Click!)
こうして見ると、彼女は嫁ぐべきところに、嫁いだのだな、と思う。
そしてわたしもまた、嫁ぐべきところに、嫁いだのだな、と思う。