庭に、インド菩提樹(ピーパル・ツリー)の落葉、一葉。
「花子とアン」の蓮子さまに触発されて、
浮かぶ言葉を書にしたくなる衝動。
書道を習っていたのは小学3年生から中1の2学期まで。
楷書しかできないのが残念だけれど、
筆ペンで、それらしく、書いてみる。
思うようにはいかないが、
もう少し練習すれば、もっと見栄えがよくなるだろう。
だが、練習するのはちょっと面倒なので、
それより先に、思い立ったら吉日で、作品作り。
写真に撮ったものを、サイズを縮小してカラー印刷。
それを、切り取って……。
インドの手漉き紙や便せんに、貼り付けてみた。
折り曲げれば、グリーティングカードにもなる。
これは、本物の葉が配された手漉き紙。
これは、お気に入りの紙専門店で購入した便せん。
「天竺の風 ゆれる蓮」
というヴァージョンも考えたのだが、
文字の具合が今ひとつなので、取り敢えず、保留。
ミューズ・クリエイションのバザールのときに売られる作品のための、
「言葉探し」と、書道の練習を兼ねて、あれこれと書き出す。
筆ペンで練習というのも風情がないが、それはそれ。
まずはご家庭向けの言葉。
ビジネスその他、がんばる人々への、励ましの言葉関係。
そしてこちらは、インドへ住む人々の心境を思いつつ……。
邪道ながら、左端から書き始めた。
終盤にきて、浮かぶ言葉に本音がにじむ。
庭に出れば、読書する夫と、微睡むNORA。
なんと幸せそうなことであろうか。
ところで昨日は、バンガロールの近代美術館へ。
ヴィーナと呼ばれるインドの弦楽器奏者と、
ロイヤルエコーによるコラボレーションのコンサート。
せっかく母も来ているので、日本の歌を聴くのは好適だろうと、
家族3人で訪れた。
音楽で、気持ちが満たされた後は、久々の外食@サニーズへ。
いつも似た料理ばかり注文してしまうのだが、今日もまた。
タイ風のサラダ、
ノルウェー産サーモンのグリル、
ピッツァ・マルガリータなど。
母はサーモンが好きだったらしく、喜んで食べていた。
今回は本当に、胃腸の調子にも気を遣い、
4年前よりもより一層、ヘルシーな日々である。
とはいえ、ときには外食で気分転換もいいものだ。
本日のサンデーブランチ。
毎度、手早く、それなりにおいしいものを。
野菜とポークの炒め物。
トウモロコシ。
焼きたてのパン。(ホームベーカリーの尽力)
そして、スパークリングワイン。
日曜の今日は、外の喧噪も遠く浅く、
鳥のさえずり、リスの声。
ひたすらに、平和な時間で、
こうして綴りながらも、昼寝をしようかと思う午後。
本当は、久しぶりに縫い物の作品も作ろうと思っていたのだが、
スパークリングワインのお陰で、すっかりやる気をなくし、
今日は仕事のことも忘れて、
ただ、やりたいことだけを、のんびりと。