夕べのディナーは、ノンヴェジタリアン。
柔らかく煮込まれた骨付きマトンのカレーが主役。
タマネギを多めに、トマト少なめに煮込まれたグレイビー。
辛みがなく、油脂が少なく、マイルドな味わい。
キャベツの千切り炒めは、ピーナッツがまぎれている。
これは料理人ケサールではなく、ドライヴァーのティージビールのアイデアらしい。
ティージビールの本職はドライヴァーだが、マルハン家の「執事」であり、
家事全般にセンスがあるのだ。
ジャガイモは、メティ(フェヌグリーク)の葉がたっぷりと。
胃腸によく、消化を促進するメティ。
我が家でもときどき登場する葉野菜だ。
そして冬のデリーに欠かせない、赤ニンジンのデザート。
ガージャル・ハルワ。
外で食べると甘過ぎ、バターとミルクが多すぎ、でこってりだが、
ケサールの作るそれは、ニンジンの風味と甘みが、ちゃんと生かされている。
おっと、こちらは今朝の目玉焼き&トースト。
なんということはない、両面焼きの目玉焼き。
これに塩こしょうをかけて、ナイフとフォークで切り分けながら、
それなりに、恭しい感じで食す。と、おいしさが増すのだ。
こちらは、全粒小麦のミルク粥。
わたしが目玉焼きトーストを食べていたら、
ロメイシュ・パパに「おいしそう!」と、真似された。
彼はサニーサイドアップがお好みのよう。
マルハン家で最も新しい家電は、数年前にわたしが持ち込んだコーヒーメーカー。
コーヒー豆も、お気に入りの南インド産を持参の上。
わたしの滞在中は、普段コーヒーを飲まないパパも、お召し上がりに。
家族が集う、食事の時間。大切な時間。
ごちそうさま!