久しぶりに、心と、時間の、ゆとりがある週末。
随所のクローゼットを片付け、
部屋のレイアウトに手を加え、
そして、この「片隅の風景」も新しく。
インド以前。遠い過去の記録にざっと目を通しながら思う。
言葉とはもっと、吟味されて世間の目に触れさせるべきだったと。
活字が、あまりにもたやすく、瞬時に、世界へ発信される昨今。
波に、乗りすぎていた。
即、発信することに、どれほどの意味があろう。
忘れてしまう程度のことならば、忘れるがままにしておけばよい。
易くなったことで、安くなっていた。
あらゆることを、仕切り直しだ。