金曜日はガネーシャ祭り。
象の頭を持つ神様、ガネーシャ。
ムンバイに住んでいたころは、
この祝祭はことさらに盛大で、
祝祭前はまるで「博多山笠」のごとく、
街の随所に展示されたガネーシャ像を見たものだ。
金曜の朝は、わがアパートメントの自治会主催の儀礼に参加。
ガネーシャにちなんで、ゾウ柄のワンピースを着用。
10時20分が「佳き時間」とのことで、
儀礼がスタートするはずだったのに、
まだまだ準備は整っておらず。
祭司が祭壇の準備をする様子を見守りつつ……。
最後には、海や川、湖など、水辺に流されるガネーシャ。
近年は環境汚染の問題が取沙汰されており、
自然に還る素材で作られたエコ・ガネーシャがメインストリーム。
この「上品な色合い」のガネーシャも、エコである。
額に日の丸?
な、はずはなく。
白い三本の線に、赤い印。
マントラの渦の中、
たなびくお香の煙に無心。
異郷でも、異質でも、
祈りは神聖に全身を包む。
■派手派手ガネーシャ・マンダルを見に、街を巡る。2009年@ムンバイ (←Click!)
その後は、久しぶりにアンサナ・スパへ。
バースデー・ウイークエンドということで、
夫からのプレゼント。
夫とともに、マッサージとフェイシャルを受けに。
以前はしばしば利用していたアンサナ。
しかし、アーユルヴェーダのトリートメントを受けるようになってからは、
すっかりご無沙汰していた。
効能は、アーユルヴェーダが勝るけれど、
そのときの、優雅な気分、リラックスする心持ちは、
もちろんアンサナのほうがずっと、上。
わたしよりもむしろ、夫のほうが、
いつもより、よりすべすべ、つるんとなっている。
つやつやするのはいいけれど、
歳の差な妻からすれば、
あまり若返らないで欲しいものよ。
ところで我々の暮らしを撹拌している、NORA。
彼女の脱出ルートを発見した。
思いがけない1カ所を見つけたので、
その踏み台となっているテーブルを移動させたら、
また直後に、別のルートを開拓。
それがまた、ずいぶんと「頭脳」を働かせており、
脱帽、完敗だ。
猫好きな読者もいらっしゃるようなので、
この件については後日、
写真付きで解説したい。
そんなわけで、夜遊びに繰り出す彼女を誰にも止められない。
が、毎日のようにこのごろは、
お土産(リス)を持って来る。
しかも昨日は昼間ということもあり、
家族みんなが見守る中、
庭中を衝撃的な姿で走り回り……。
母も夫も大騒ぎ。
いやなら部屋に籠っていればいいものを、
二人とも、見たい、でも怖いで、騒々しい。
ワイルドなわたしだけが、ワイルドな彼女に接近。
以下、比較的マイルドな写真をアップするが、閲覧注意。
センシティヴな方は、クリックせずに、スルーされたい。
どこまでも、野性味満点の野良。
たいそう、シンパシーを感じる。
もう、彼女の好きにさせておこう。