ガンディの誕生日に始まり、ダセラ祭、
そして土日に続いてムスリムの祝祭、BAKRA EID(山羊の犠牲祭)……。
豪華5連休はしかし、極めて地味に終わった。
金曜日の慈善団体(ドミニカン・シスターズ)訪問が、
唯一のハイライトだともいえる。
夫と二人でスコットランドのダンス・パフォーマンスなどを見に行ったが、
心配ごとがあるときは、
薄暗いエンターテインメントは楽しめないということを、
改めて実感した。
実は、すでに滞在2カ月を超えている母が、
体調を崩していた。
先週の火曜日、
毎週通っているアーユルヴェーダのマッサージを受けた後、
しかしその日は、身体がだるく、疲れた様子だった。
翌日は微熱が出て、身体が重くて動けない。
マッサージが強すぎたのかと思い、
数日休めば治るだろうと思っていた。
ところが、日々、少しずつ回復するものの、
結局、自由に起き上がれるようになるまで5日ほどもかかった。
これだけ健康管理に気を遣っていても、異国の地での滞在は、
老人の身には、どこか負担があるだろう。
なにしろここは標高900メートル。
知らず知らずのうちに、疲れがたまっていたのかもしれない。
特に忙しくしていたわけでも、働いていたわけでもないが、
まもなく76歳になる母。
老人というのは、そういうものなのだろう。
ということを、ここ数日、人と話をしたり、
いろいろと調べたりしているうちに、学んだ。
わずか1週間ほどの「プチ介護」だったが、
しかし4年前の便秘→救急搬送→入院騒動のときよりも、
より、学ぶことは多かった。
この件については、また改めて記したいが、
自分自身で強く思ったのは、
ともかく、元気でいるために大切なのは、
回復力をつけるためにも、しつこいようだが食生活。
そして、精神力。
更に今回痛感したのは、「筋力」。
太っていようが、痩せていようが、関係ない。
体力が落ちたときに、筋力がないと、立ち上がれない。
そのことを、目の当たりにした。
できるかぎり、自力で元気に生き続けたい。
だからこれからも、永続的にエクササイズを欠かすまい、
そう、心に強く誓ったのだった。
ちなみに明日から1泊2日、母を伴い旅に出る。
このこともあり、本当に気が気ではなく、
最早キャンセルするつもりだったが、
母がどうしても行きたいというので、行くことにしたのだった。
話題転じて、この猫たち。
我が家の近所に住み着いているまさに、野良猫。
お母さんと3匹の子猫。
かわいすぎる。
いっそまとめて、連れて帰りたい。
1匹も、4匹も同じだ。
なんて、わけはなく。
日本への一時帰国が控えてなければ、
子猫だけでも2匹ほど、連れ帰って育てたいと真剣に思ったが、
なにしろ、NORAが、ああだから、
他の猫を威嚇すること間違いなく。
明日の旅を前に、
デスクの傍らに準備しているキャリーバッグの上に乗り、
ふてくされている。
実は今日、いつもの塀のジャンプに失敗し、
お出かけを断念したのだ。
体重が増えて、ジャンプ力が落ちたに違いない。
というわけで、明日からの小旅行。
つつがなきことを、祈りつつ、行って参ります。