
二都市生活となり、確かにすべての手間が「2倍以上」になったけれど、だからこそ得るものも2倍以上だと感じる。それぞれの場所で過ごす時間を、大切にしたいと思う。 本当は金曜の早朝、ムンバイへと発つ予定だったが、夫アルヴィンドのミーティングが金曜日にバンガロールでいくつか入ったので、急遽前夜に予定を変えて... Read more →
二都市生活となり、確かにすべての手間が「2倍以上」になったけれど、だからこそ得るものも2倍以上だと感じる。それぞれの場所で過ごす時間を、大切にしたいと思う。 本当は金曜の早朝、ムンバイへと発つ予定だったが、夫アルヴィンドのミーティングが金曜日にバンガロールでいくつか入ったので、急遽前夜に予定を変えて... Read more →
久しくここを不在にしていた気がする。1週間、記さないだけでもう、かなりの精神的負担である。インド生活において、日々起こることのたとえ断片であっても、ここに記すことによって「経験を消化している」のだということを、改めて感じる。 仕事に熱中していたとはいえ、ご近所へ買い物に出かけたり、人々との関わりはあ... Read more →
●広島でも仰天! なのに。 先週、広島在住の大学時代の友人が、偶然テレビで「仰天ライフ」の再放送を見たらしい。突然旧友がテレビに現れたので驚いたとのメールが届いた。 仰天ライフを知らない方は、こちらをご覧いただきたい。 ■今度の日曜夜8時、日本のテレビに現れます(1)経緯編 ■今度の日曜夜8時、日本... Read more →
ようやく、束になっていたレポート作りの仕事を完了した。今週中にあと原稿を2本書き上げれば、週末はゆっくりと過ごし、月曜日は晴れて日本へ出発だ。 アルヴィンド(夫)の日本への入国ヴィザ(査証)は、無事に取得することができた。ひと安心だ。 「ああ、おいしい寿司が食べられる!」 と数日前から、日本の話題が... Read more →
(写真:ムンバイのコラバ地区の街角にて) ●インド生活3周年となりて 11月10日はインド生活3周年記念日だった。 「石の上にも三年」な成果を、今のわたしたちは得られているだろうか。徐々には向上していると思うが、まだまだこれからだという思いのほうが強い。 この、スピード感に満ちた時代にあって、しかし... Read more →
いよいよ今夜の便で、日本である。明日の午後3時ごろには、福岡へ到着する。仕事もすべてすませ、お土産の調達や荷物のパッキングなどはほぼ終了。 不在時、ムンバイ宅はジャヤに、バンガロール宅はプレシラに管理を任せておけるので、特段、家のことをせずにすむのが本当によい。こうして予定通り仕事を終え、のんきにブ... Read more →
ムンバイより8時間半ほどのフライトで、成田に着いた。ATMで日本円をおろし、レンタル携帯電話を借りた。 今、ANAのラウンジで、シャワーを浴びたのち、ワーキングスペースでくつろいでいるところだ。機内では4時間ほど寝たと思うが、普段は睡眠8時間派のわたしである。眠いったらありゃしない。 成田空港。何も... Read more →
成田空港の売店で、ランチを買う。成田から福岡へのフライトはランチタイムにかかるのだが、インドのように機内食が出るわけではないから、持ち込みである。 並んでいるおむすびも、巻き寿司も、いなり寿司も、なぜか加工されすぎている様子で、おいしそうにはみえない。日本を離れて以来、冷凍食品や加工食品を食べる機会... Read more →
福岡は、この季節にこの冷え込み、20年ぶりらしい。ありがと。ちゅ〜もんである。それもわたしが到着した日から突然寒くなり、雪だのみぞれだの強風だの。ニューヨークに行くたび、天候に恵まれないのには慣れたが、福岡からこういう仕打ちを受けるとは。 母が新品購入していたという「薄くても温かい肌着」改め「ババシ... Read more →
今日もまた、寒い。が、この程度の寒さでぐずぐず言っている場合でもなく、朝、天神へ向かう。西鉄バスの運転手さんが女性だった。 米国時代、女性のバスドライヴァーは普通の光景だったが、彼女たちの大半は男女の差異を感じさせない「超・体格のよさ」だった。しかし、日本の女性はとても小柄で、その声もかわいらしい。... Read more →
せっかくヘアサロンで前髪ブローの仕方を教えてもらったのに、うまく再現できぬ上に、朝は小雨に降られて、元の木阿弥な感じの我。そんなことはさておき、本日、FM熊本である。 「マジカルフライデー」という番組で、今年の1月より隔週金曜日の朝、インドの話題を電話でレポートしている。写真は、いつもインドの話を興... Read more →
香港出張を終えて、午後1時に福岡国際空港に到着する夫を迎えに、新しい国際空港ターミナルへ。空港内をうろうろと見学しているうちにも、飛行機は定刻通りに到着した様子。 入国審査や荷物の受け取りで時間がかかるだろうと、1時10分ごろに到着ロビーへ赴いたら、夫はすでに外へ出て来ていた。インドの国際空港では考... Read more →
ムンバイで旅のプランを立ててているとき、夫アルヴィンドが京都と温泉の双方を楽しみたいと主張したことは記したかと思う。わたしはどちらも、どうでもよかったのだが、とりあえず福岡界隈の温泉を調べていたとき、「二日市温泉」の存在に気づいた。 太宰府に近いその温泉のことを、知ってはいたが、行ったことはない。検... Read more →
本日はのんびりと朝を過ごし、昼前に、件(くだん)の大丸別荘へ。 周辺はすっかり開発されていて、温泉情緒は皆無だが、その敷地内に入った途端「和の風情」が漂っている。部屋を借り、ここでのんびり4時間を過ごした。 温泉は想像以上に心地よく、食前食後にしっかり二度も入った。源泉が湧き出ており、飲むこともでき... Read more →
二人で初めて京都を訪れたのは、まだ結婚前。あれは1998年から99年にかけての年末年始だったか。大晦日から正月にかけての数日を、ここで過ごしたのだった。あれから10年。 その後、『街の灯』出版の「営業旅行」と称して再び二人で京都を訪れたのが2002年。このときは9月だったが、ひどく暑かったことを覚え... Read more →
目覚めて、昨日の京都巡りの写真を載せようとインターネットにアクセスしたら……ムンバイのTHE TAJ MAHAL PALACE……ここでもしばしば紹介している、タージマハル・パレスホテルから火焔が上がっている写真が……! ムンバイで未明、同時多発テロが発生した。タージマハル・パレス、そしてオベロイホ... Read more →
ムンバイ宅の窓からのぞむタージマハル・パレスのクーポラ。今回のテロは、自宅から半径3キロの地区で発生した。 わたしの、インドに対する思いは、自分でもうまく説明できないほど複雑で、混沌としている。夫となった人がたまたまインド人であったというだけで、それまでは特に思い入れのなかった国。その国で、自分の結... Read more →
京都から福岡に戻って来た。天候にも恵まれ、本当によい旅だった。旅の詳細を、逐一報告する気分にはならないのだが、しかし、心を痛めている場合ではない。ましてや感傷に浸ったり、無闇に何かを恐れている場合でもない。 先ほど、インターネットのニュースを見た。タージマハル・パレスのWASABIで、未だ銃撃戦が行... Read more →
朝、実家を出て天を仰げば、快晴の秋空にトンビ。ムンバイから飛んで来た? わけはないけれど。 京都から戻り、はや二日が過ぎた。土曜に帰国する予定だった夫は、予定を二日延ばして、明日月曜日に戻る。 昨日は午後より、二人で天神へ出かけ、買い物をした。 きらびやかな店内。ありあまるほどの食品。着飾った人々。... Read more →
Smile: Venus, Jupiter, and Crescent moon. 宵のころ、実家のバルコニーから空を眺めたら、笑顔があった。こんなかわいらしい夜空を見るのは初めてのことだ。宵の明星、すなわち金星と、木星とが近寄って、さらには三日月までもが。 普通のデジタルカメラで、三脚もなく、また... Read more →