今朝、スイス人一家(まだいる)と、ロメイシュ・パパ&義継母ウマは、タージマハルを見るべくアグラへと発った。車2台を便乗しての、長距離ドライヴだ。
1泊したあと明日の夜には戻ってくるのだが、今夜は久々にマイハニーと二人きりの静かな夜である。今、料理人ケサールによる夕食を終え、最早日課の如く、ガジャル・ハルワ(←Click)で締めくくり、幸せなひとときだ。
■ランチタイムはイタリアで、イタリアン!
ところで本日は、イタリア大使館に隣接するイタリア文化センターにあるイタリアンレストランへと赴いた。デリー在住のヤスコさんとともに、ランチである。
パスポートを持って入館するところが「非日常的」で楽しい。まあ、インドは日々、非日常的世界の渦だから、敢えて非日常に喜ぶこともないのだが。
パスポートにスタンプのひとつでも押してほしいところだが、海外に出るわけでもなし、当たり前だがチェックされるのみだ。
カプレーゼ(トマトとモッツアレラチーズのサラダ)、マッシュルームのフェットチーネ(きしめん的パスタ)、本日おすすめソールフィッシュのグリルなどを注文し、シェアする。
先日のBaciに引き続き、ここのイタリアンも美味である。などと日本人がイタリア文化センターで何を偉そうに、という話ではある。
スウィーツも魅力的なものがあれこれとあったが、連日食べ過ぎにつき、控えてカフェラテにとどめた。そう。夕べは従兄弟の家に呼ばれ、ディナーをいただき、手作りカスタードプリンを味わったのだった。あれもまた、美味であった。
実家滞在の単なる国内旅行にも関わらず、「ハレの気分、満点★」で、食生活を満喫しているわたしたちはいったいなんなのだ。幸せなことなのだ。
■寿司食べて、幸せな男。
「ミホ、今日のランチ、なに食べたの〜?」
「イタリアン」
「ふ〜ん。僕はね。寿司!」
「え〜? どこで?! なんで?!」
「実は今日、2回ランチ食べたんだ。打ち合わせが詰まってるから、ケサールにサンドイッチ作ってもらってたのを車で食べたんだよ。で、2時半の打ち合わせでオベロイのカフェに行ってね」
「オベロイの360°?」
「そう。で、打ち合わせの相手がランチがまだで、何か頼んでもいいかって聞くから、どうぞって勧めたんだよ。で、彼は握り寿司をあれこれ注文してね」
「自分は注文しなかったんでしょ?」
「してないよ。でも、彼が、よかったらどうぞ、って勧めてくれるからさ。遠慮するのもなんだしね、いくつか食べたんだ」
「遠慮しろよ、遠慮! だいたい、2度もランチ食べてどうすんの!」
「実はさ、そのミーティング、収穫ゼロで、はっきりいって期待はずれだったんだよ。だからせめて、おいしい寿司でも楽しもうと思ってね。サーモンと、貝柱と、うなぎの握り、おいしかった〜。特に貝柱がおいしくてさ〜。ま、打ち合わせはいまいちだったけど、寿司がおいしかったから、いいやって思ってね」
こ、この男は……。
ニコニコしながら語っている場合か。
人様のランチから、いったいいくつ横取りしたんだという話だ。
尤も、打ち合わせがうまくいかなくても、寿司少々で幸せになれるという点においては、非常に安上がりで平和的な男ともいえる。
我が夫ながら、毎度、味わい深いお方である。
さて、毎度おなじみ別人格ブログ。微妙に路線が外れそうになるのを、たまに軌道修正しつつ記してきたが、しかし本日から数回は、敢えて外れてみることにした。
●若く見えればいいというものではない。 に引き続き、
●おじぎをすればいいというものではない。
●急げばいいというものではない。
●噛めればいいというものではない。
●謙遜すりゃいいというものではない。
●高けりゃいいというものではない。
と続く予定。いや、続けたらKIREI STYLEを追放されるかもしれんので、小出しにするかもしれん。やっぱ、あの世界、自分には虚構だった。これまで嘘を書いてきたわけではないのだが、積極的に本音を出した方がいいような気がしてきた。どうなることやら。
インド発、元気なキレイを目指す日々(←Click)
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