夕べ、母は無事に到着した。シンガポール発のフライト。インターネットで到着予定時間をチェックしたら30分ほど早くなっている。そんなわけで、早めに空港へ。
新空港。多少早く着いても、待合室はきれいだし、インド版スターバックスなCafe Coffee Dayもあるし、本でもゆっくり読んで待とうと思っていた。
ところが!
「8月6日〜20日まで、警備上の都合により、到着ロビーは入場禁止」
との張り紙。そ〜んなぁ〜〜!!! 8月15日独立記念日周辺は、警戒態勢が強固なのであろう。だからって……。
「英語のしゃべれない母が一人で来るんです。中で待っていたいんです!」
無理を承知で、ドア付近に立っていたポリスのおじさんに、しつこく懇願してみたが、
「ノープロブレム」
と言われた。おっしゃるとおり、そういう意味ではノープロブレム。荷物受け取りから出てくる人の姿は、外からでもガラス越しによく見える。出会いのタイミングが20メートルほど遅れるだけの話である。
でも、いや。外で立って待つのはいや。
なにしろあたりは到着客を待つドライヴァー軍団がわさわさと。わたしがうろうろと歩くたび、
「マダム、タクシー?」「マダム、タクシー?」「マダム、タクシー?」「マダム、タクシー?」「マダム、タクシー?」
うぅぅぅぅぅうるさいわい! というくらいに声をかけられる。
まあ、そんなこんなで、新しい空港には裏切られた気分ではあったが、母はサポートサーヴィスを頼んでいたお陰で、男子2名につきそわれ、前回同様「車椅子」ですいすいと出てきた。
長旅のあとで、さすがに疲労を隠せぬ母だったが、帰路の車中ではひたすら機内での「人間観察」についてをレポート。いかにインドの男性たちが、機内食をまんべんなく食べるか。などということを克明に語り続ける。
そして11時を過ぎたころ、自宅到着。庭の緑の空気を吸い込み、急に元気が出たよう。ともあれ、軽くシャワーを浴びて、早々に就寝してもらった。
「洋服はこっちで買えばいいから」
「生活用品は一切持ってこなくていいから」
と伝えておいたことから、母は自分の荷物はまさにミニマム。あいたスペースに土産を詰め込んで来てくれた次第。滞在期間中の自分の食料、とも言える。なにしろ最低2カ月は滞在する予定なので。
こちらはマイハニー、アルヴィンドへのお土産。もう遥か昔から、日本からの土産は「カステラ&ガーナチョコレート」が定番だ。他にも好物はあれこれあるが、夫にとって日本からのお土産は、この2セットなのである。ま、安上がりなのである。
こちらは、わたしが愛用しているだしなど。それから餅! 餅!! 餅!!! 大事に食べよう。
さて、今日は早速スパなどへ赴き、リラックスする一日であった。
薄々気がついてはいたが、我が家はどうも「パワースポット」な気がする。
なんかこう、居心地がよいのである。
母も朝からすっきりと、旅の疲れもなんのその、元気だ。
スパのレポートなどはきれいなブログに記している。
そちらもご覧いただければと思う。
■母、到着。初日はスパで極楽トリートメント (←Click!)
インド発、元気なキレイを目指す日々(第二の坂田ブログ)(←Click)