8月後半から年末にかけて、インドはお祭りシーズンだ。そこかしこで、なにかしらの祭りが行われていて、毎年のことながら、何が何だかわからない。
ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教、ジャイナ教、ゾロアスター教……と各宗教の祝祭が、各都市それぞれの強弱をつけて展開され、これまたインド全体のこととはひと言で語れず。
毎年の、各宗教の暦に合わせて執り行われる祝祭。
今年は、約1カ月に亘るイスラム教の断食節(ラマザン)とキリスト教の聖母マリアと幼子イエスの祭りノヴェナ(9日間)とが重なり、それらが終わった途端に、ガネーシャ祭りが始まって、これから先、十日ほど続く。
街全体が浮き足立っていて、櫓が立ったり撤去されたりで忙しい。
加えて新聞の広告も、年を追うごとに派手になっている気がする。お祭りシーズンはまた、消費のシーズンでもある。家財道具を買い替える。ジュエリーや服を新調する。贈り物を交換する……。
複数の宗教が、混沌と共存しているさまを目にしていると、確かにテロや諍いが存在するにせよ、概ねの平穏さが、奇跡のようにさえ思える。
この家電店に至っては、ヒンドゥー教とイスラム教をまとめて一つの広告で祝している。平和的といえば平和的、節操がないといえば節操がない。とはいえ、なにかしら、微笑ましい。
一方で、「コーランを焼く」などと宣言する米国の宣教師の存在が、どうにも信じ難く、許し難い。
なにかと「事件です!」満載の、濃厚な日々。こちらのブログの更新が滞りがちである。こちらの方が本音に近いとはいえ、なぜか「キレイ」をこまめに更新してしまう。
そんなわけで、キレイなブログの方も、ときにお読みいただければと思う。
インド発、元気なキレイを目指す日々(第二の坂田ブログ)(←Click)
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