日本のドラマの動画サイトを徘徊していたら、あまりにも懐かしい曲を耳にしたので、ここにアップロード。
原田真二。
好きなミュージシャンの一人だった。
ごく限られたアルバムしか聴いていないけれど。
中でも心に残るアルバムは、MODERN VISION、MAGICAL HEALINGの2枚。
何度も繰り返し、聴いたものだ。
20歳。初めての海外旅行 〈ロサンゼルスでホームステイ1カ月〉のときに、持参したカセットの一つにMODERN VISIONがあった。
あのころの記憶が、瞬時に蘇る。
「120丁目までは、送るつもりだった……」
「今を生きる摩天楼シティ。すてきさ Your dream...」
ニューヨークに住むなんて、考えてもみなかったころに。
「精一杯、強い僕を知り尽くしている君は、精一杯、弱い僕には、まだ会っていなかった」
「だって君に勝ち負けはなく、僕は敗北が嫌いなんだ」
この人は若いうちから、本当にすばらしい言葉を紡いでいたのだなあと、この歳になってしみじみと思う。
自在に受け止められる母国語=日本語とは、なんといいものだろう。
日本語の歌詞が、染み入る夜。