Massive Typhoon Hagibis is approaching Japan over the weekend. Fortunately, my hometown of Fukuoka, where I'm currently staying, seems to be without much influence. However, I am worried about the damage caused by a strong typhoon. I hope the damage will be minimal.
かなり大きな台風が、本州に迫っている。そろそろ眠ろうと思いつつも、小さく時差ぼけで、日付が土曜に変わった深夜現在。福岡も、結構強い風が吹いている。今日は幸い、好天に恵まれ、毎年恒例の天神へお出かけ。ネットで探したヘアサロンで髪を切り、そのあとは、毎年恒例、岩田屋や大丸でお買い物。もう十数年、繰り返しているお決まりのコース。
なにしろすべては、インドへ送るか持ち帰る。ゆえに「日本ならでは」の「良質なもの」を、厳選するように心がけている。歳を重ねて昨今は、日本の伝統工芸品もまた、少しずつ持ち帰っている。去年、銀座で買った「玉川堂」(無形文化財 鎚起銅器)の銅製の急須は、とても使い勝手がよく、使うと幸せな気持ちになれる。
使うほどに味がでる職人の技が生きる日用品は、長く使える。長く使って味が出る。ゆえに、若いうちに購入して、久しく使うべきなのだ……とも思う。
ところで、日本の朝ごはん。かぼちゃのみそ汁の「かぼちゃ」がおいしい。このホクホクのかぼちゃが大好き。10年ほど前、一時的に「ジャパニーズ・パンプキン」と言う名で、バンガロールのナムダリーズにて販売されていたときには、本当によく買っていたものだ。しかしいつのまにか、見かけなくなってしまった。残念。
ラグビーのワールドカップに盛り上がる日本。なのに、台風の影響で試合が中止になったりと、とても残念な状況。
買い物の途中、岩田屋のレストラン街でランチを食べるのも恒例の行事。とんかつ専門店か、そば専門店か、悩んだ挙げ句、今年はそば屋へ。ざるそばの、そばもさることながら、天ぷらが美味! またしても、かぼちゃの天ぷらが美味! 最初から、飛ばしすぎないようにしなければ。我が食欲。
岩田屋新館のキッチンウエア売り場はお気に入りの場所。今年はついに、柴田慶信商店の曲げわっぱを購入した。天然杉の香りと、滑らかな手触りがたまらない弁当箱だ。毎年、欲しいと思いつつも、「これ!」という形に出会えなかったのだが、今回見つけた2段重ねは、とてもいい。我が家はイヴェントのたびに「おにぎりと卵焼き」の弁当を作る。我が夫も、おにぎりと卵焼きが大好きなのだ。今までは「竹の皮」で包んでいた。サランラップよりは遥かによい。この弁当箱、は各自、おにぎりと卵焼きをいれてちょうどいい大きさ。白木は、ごはんの水分をほどよく吸収してくれるうえ、抗菌効果で料理が傷みにくい。昔ながらの知恵と愛が生きている。
我が家の卵焼き用フライパンは、かなりチープなものだったので、これまた日本でしか手に入らないであろう質のいいものを探す。ビタクラフトは米国のブランドだが、日本ならではのフライパン(速水もこみちとのコラボ商品)の使い勝手がよさそうだ。ついでに便利そうな形状のフライパンも見つけたので購入した。この形、ありそうでない。とても活躍しそうな予感。
一隅で、倉敷の物産展が開催されていた。去年、一人旅ではじめて訪れた倉敷。本当にすてきな場所だった。また訪れたいと思いつつ……素朴においしそうなあれこれを買う。母がいつもお世話になっているご近所さんへのギフトも一緒に。
こちらも、ひとつは、ご近所さんへのお礼。この「あも」という和菓子。滋賀県大津市にある叶 匠壽庵の銘菓で、「丹精込めて炊き上げた小豆と、やわらかな求肥を合わせた極上の棹菓子」とのうたい文句通りの、本当に素朴でおいしいお菓子なのだ。以前、ミューズ・クリエイションのメンバーが日本からのお土産で買って来てくださったのを、バンガロールで食べて感動した次第。今回は季節柄「栗入り」。
地下食料品店街で心を奪われるのは、素朴な素材のお菓子ばかり。大丸では、大丸焼きに目が釘付けになりながらも……
隣の鯛焼きに心を奪われて、ひとつ購入。毎年、回転焼き(今川焼)だの鯛焼きだの、焼きたてを頬張るのがささやかながらも確実な幸せ。
夕飯には、大丸の地下食料品店街で刺身を購入。母が作ってくれた料理ともに味わう。福岡は本当に、寿司や刺身がおいしいが、こういうデパ地下の鮮魚店のクオリティも高い。そら、寿司屋に行くのが一番ではあるが、家でたっぷりの野菜を味わいつつ、のんびりと適量を味わうのが心身によい。