Due to Typhoon Hagibis, it was very windy today, so I stayed at home. I was just like “KonMari” today. My mother's atelier was almost abandoned for 15 years after my father's death. I spent about 10 hours cleaning. The room has been completely reborn!
台風が避けたはずの福岡でさえ、終日、強風だった今日。母の誕生日を早めに祝すべく、天神までランチに出かける予定だったが、外出は控えた。ニュースを見て台風の行方を案じていても、何もなす術はない。父の死後、ほぼ、抜本的に片付けられぬままだった母のアトリエを掃除することにした。
お掃除コンサルタントの「こんまり」、ならぬ「さかみほ」と化して、ひたすらに、片付けた。我ながら、よく働いた。Before/Afterの写真で比較したいところだが、Beforeは控えてAfterのみ。5、6年前にはキッチンを大掃除したが、それを上回る労働だった。しかし今、その片付いた部屋のテーブルで、お茶を飲みながらパソコンに向かうひととき。このうえない、達成感だ。
母はトールペインティングやアッセンデルフトなどのペインティングを趣味としていて、昔は人に教えたりもしていた。その材料や道具類、そして数々の作品が、それはもう、自由奔放に無秩序に部屋の随所に鏤められていたのを、ひたすらひたすら、分類した。黙々とゴミ捨て、分類。ゴミ捨て、分類。それはアクティヴな瞑想のようでもある。
片付けが、特に好きなわけではないけれど、片付けたあとの達成感は得も言われず、だから片付けは、嫌いでないのだと思う。
母は耳が遠くなったのを除いては、80歳を過ぎてなお元気な方だと思う。とはいえ、老人。無理はできない。今年からは月に一度、ダスキンのハウスクリーニングに来てもらっている。おかげで、家の隅々がすっきりとしており、快適だ。しかし、アトリエの部屋は、他人には手を付けられない雑然の渦だった。
365分の8日。短い間でも、何かができるということは、多分、尊い。過去からの蓄積を、取捨選択して捨てる。残す。それは自分にとっても「禊(みそぎ)」のような時間だったように思う。
☆あとは、この山のような材料をどうするか、だ。このままでは、もったいない。誰か作品作りに使いませんか?