Dear Bangalorean, we should maintain our trees with our efforts. Just lamenting the loss, there is no future. Even small plants are fine. Let's grow green. This land will nurture greenery with our help!
今朝もまた、「ドサッ」という大きな音とともに、巨大な椰子の葉が落ちてきた。こうして、一枚一枚、脱皮するように「落葉」しながら、椰子の木は育つ。
2007年2月。我々がこの物件を購入した当時の写真。わたしの背より少し高いくらいの、そしてわたしの脚くらいに「細い」椰子の木が、植えられていたのだった。
それがもう、今では5階の高さにまで達している。もう、これ以上、育たれても困るというくらいに。
隣の敷地、かつてタバコ工場のあったITC TECH PARKは、2年前、見違えるようなビル群に生まれ変わった。数年に亘る工事の際、樹木は一旦、伐採されたが、2年前に植樹された木々がみるみるうちに成長して、今では我が家の敷地に枝葉を伸ばしている。
猛烈な勢いで都市開発が進むバンガロール。樹木は次々に伐採され、昔日のガーデンシティは、ガベージ(ゴミ)シティとさえ、呼ばれるようになってしまった。
しかし、空を仰げば、この街はまだまだ、緑が豊かだ。各家庭で、学校で、あるいはソサエティぐるみで、喪われた緑を補うように、新しい緑を育めばいいのだと、改めて思う。