壮大なるガーマ(モスク)でコーランの響きに聞き入ったあと、今度はしばし車を走らせて、別のガーマへ。道中の光景が、まだ高層ビルディングの少なかったころのムンバイのそれに酷似していて見入る。ムンバイを知っている人なら、納得されることだろう。 さて、次にガイド女性が案内してくれたのは、エジプトのイスラム教...
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イスラム教徒が大多数を占めるエジプト。当然のことながら、街の随所にガーマが見られる。午前中に訪れたコプト地区と同様、カイロのイスラム地区にある建築群もまた、その多くが世界遺産に指定されている。 時間的にも体力的にも、多くを巡る余裕はなかったので、ガイドの案内に従い2箇所のモスクを訪れた。最初に訪れた...
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4月30日の最終日は、コプト地区で教会を訪問した後、今度はイスラム地区へ赴き、ガーマ(モスク)を訪れた。その記録を残す前に、気分を変えて、ヒエログリフの話題を。 ヒエログリフとは、古代エジプト語の象形文字(アルファベット)のこと。ギリシア語で「神聖」を意味するヒエロスと、「刻む」を意味するグリュペイ...
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1枚目の写真は、聖ジョージ教会の外観。2枚目以降は引き続き、聖セルジウス教会(アブ・サルガ)の写真。 なお、コプト地区では、シナゴーグ(ユダヤ教会)などにも立ち寄った。最後の写真がその入り口あたり。シナゴーグ内部の写真は撮影禁止だったが、そこもまた、非常に見応えのある場所であった。
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エル・ムアッラカ教会を訪れたあとは、徒歩圏内にある聖セルジウス教会(アブ・サルガ)へ。5世紀創建の、エジプトで最も古いコプト教会の一つだ。ローマ帝国マクシミヌス帝の治世下、303年にシリアで殉教した聖セルジウスと聖バッカスに捧げられた教会だという。 この教会が立つ場所は、聖家族と深い関わりを持ってい...
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コプト地区で最も有名なエル・ムアッラカ教会。ローマ時代に建造されたバビロン城の南門の上に建立されていることから「吊るされた」という意味のアラビア語「ムアッラカ」と呼ばれるようになったという。英語名はハンギング・チャーチ。7世紀に創建されたのち、破壊、再建、改修を繰り返したとのことで、かなり複雑な構造...
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4月30日。グループツアーの5日目にして最終日でもあった。ナイル川を挟んで首都カイロの西側に隣接するギザの町にあるピラミッドやスフィンクスを見学したあと、ホテルに戻る。 友人らとともに、ホテルのジュエリーショップで買い物などをし(この話題は別途記す)、最後のパーティで主催者やスタッフらを労い、またし...
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実質わずか9日間のエジプト旅なのに、すでに33回目の投稿。そしてまだ、あと10回以上は続きそうな勢いだ。時間的な制約もあり、わたしにしては文章量をかなり抑えて記しているが、本当は掘り下げて調べ綴りたいことが無尽蔵。なにしろ歴史が濃すぎる深すぎる! 旅の数日前までは、エジプトのことをほとんど知らなかっ...
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サッカラには、ジェセルの階段ピラミッドの周辺に複数の遺跡が点在している。中には、腰を屈めて歩かなければ頭をぶつけてしまう低い通路もある。腰痛を気にしつつも、さほど長い距離ではないので、潜ってみる。得も言われぬ地球のエナジーが、しんしんと、静かに染み渡ってくるような石の静謐。 中でも印象的だったのは、...
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ピラミッドといえば、巨大な四角錐の建造物を思い浮かべる。中でもスフィンクスと調和するギザの三大ピラミッドが有名だ。しかしながらエジプトには、ナイル川に沿い1500km以上もの広範囲に亘り、形状が異なる大小のピラミッドが130以上も点在しているという。 我々グループは、早朝、ナイル川の東岸に位置するカ...
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バンガロールに戻り、ネットで復習するにつけ、エジプト考古学博物館を貸し切りで見学させてもらえたことが、どれほどに有難いことかを改めて実感している。それに加えて翌朝もまた、極めて稀な幸運を享受できたのだった。 今回、グループでの旅行は、アスワン発ルクソール着のクルーズ旅3日間とカイロ2日間、つまり実質...
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イスラム地区を散策後、ランチを終えた一行はナイル川河畔のホテルThe Nile Ritz Carltonにチェックイン。微妙にゆらゆらとしていたクルーズ船の部屋とは打って変わり、広々と安定感のある部屋にリラックス。バスタブに湯を張って身体を休めた後、睡魔が襲ってきたが、ダブルエスプレッソで目を覚ます...
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