インドやネパールで「春の到来」を祝するヒンドゥー教の祝祭日ホーリー。
今年は昨日から今日にかけて。特に北インドで盛大に行われるこの祭り、この日ばかりは誰彼構わず、色粉や色粉を溶いた水を人々にかけあう。豊作を祝う祭りという説もあれば、魔除け説あり、クリシュナと、その恋人ラーダという女神にまつわる伝説がルーツとの説もある。
北インド、デリー出身の我が夫は、毎年、色粉をかけ合わずにはいられないのだが、今年はなし。
そのかわりに……というわけではないが、昨夜はわたしが所属する女性たちの勉強会グループの集いに参加した。
夫以外にも、ゲストを招待できたことから、桐子さんと美紗さんも同行。ドレスコードは、ホーリーを祝してカラフルな服。派手な服を持ち合わせていない二人には、わたしの服を貸す。
わたしはモンドリアン風のサリーを着て参加。すると光栄にも、「最もカラフルな服を着てきたで賞」をいただいた。インドのパーティーは「集う」「グラス片手に語り合う」「巡ってくる前菜を食べる」「踊る」「語り合う」「前菜を食べる」「飲む」「踊る」「前菜を食べる」「語り合う」「踊る」……を数時間繰り返し、深夜に近くなってようやく、ディナーのブッフェの蓋が開く。
とにもかくにも、みんなパワフル。悉(ことごと)く体力勝負なインドのソーシャルライフの流れをリアルに体験できたのは、彼女たちにとっても有意義だったことだろう。
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