旧居のダイニングルームは、ロックダウン以降、わたしの書斎になっている。
作業に疲れたら、ロフトに登って、ゴロリと横たわる。
2007年、この家(旧居)を買ったときには、スケルトン状態だったこの物件。内装工事は自分でマネジメントした。
天井が高いダイニングルームにロフトを作ろうとデザインしたときは、「アルプスの少女ハイジ」の屋根裏部屋をイメージした。
毎週金曜日にSTUDIO MUSEをやっていた8年間は、ハンディクラフトチームの物置状態になっていたけれど、今は再び、落ち着く場所。
わたしだけでなく。猫らにとっても、落ち着く場所。
ROCKY兄さんのスースーという寝息を聞きながら微睡む。
こっそり足元にやってきて、そっとわたしの足先に触れて横たわるJACK。
全身から微笑みが湧き上がってくるような感情。猫、偉大。
いや、犬もそうかもしれんけど。
しかし、平穏ばかりというわけではない。実は一昨日、外壁塗装の業者が我が家にやってきたあと、CANDYの姿が見当たらなくなった。
まさか一瞬の隙をついて玄関から外に出たのか?
夫も、メイドも、ドライヴァーも、わたしも、右往左往しながら捜索。家中、庭中を探しても見つからない。旅から戻って疲労困憊なのに、なにこの理不尽なミッション……!
2時間ほど捜索して諦めて、一旦、様子を見ることにした。そして再び、外の物置を開けたら……奥の方の物陰で、熟睡中のCANDYを発見!
CANDY、なんで返事しないの?!!
「僕はもう、10回以上、このドアを開けたのに!」と夫。
そういえば昔、ROCKY兄さんが、台所の鍋を入れる収納の奥で8時間くらい、ぶっ通しで熟睡していた事件を思い出した。
何につけても、日々。感情の起伏激しいライフである。
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