土曜日は久しぶりに、ロイヤル・エコーのミニ・コンサートに赴いた。思い返せば4年ぶりだ。
バンガロールのコーラスグループ、ロイヤル・エコー。来年は25周年を迎える歴史ある混声合唱団だ。発起人は、インド人伴侶を持つ宮崎出身の、のりえさん。彼女ご自身、オペラ歌手であり、茶道の師匠でもあるほか、多方面に活動されてきた。わたしは九州沖縄県人会でもお会いする機会があった。
ミューズ・クリエイションの古株メンバーであるしのさんが、久しくロイヤルエコーのメンバーでもあることから、ミューズ・クリエイションはこれまで何度も、共にコンサートなどを実施してきた。
個人的には、2014年に開かれた「ロイヤル・エコー15周年記念コンサート」の司会も務めるなど、濃厚にも楽しい思い出がある……と、こうして書いている先から、チャリティコンサートはじめ、過去の情景が次々に蘇る。
ミューズ・クリエイションの活動は、パンデミックを機に大幅にその内容を変更し、毎週金曜日の集いであるSTUDIO MUSEは休止。現在は、不定期に活動していることから、クワイヤ(コーラス)はダンサーズの活動もしていない。10年ほども、毎週のように歌ってきたので、また復活させたいという思いはあるものの、今は私事も仕事も立て込んでいるので、動けないままでいる。
一方、ロイヤル・エコーはパンデミックが明けるや否や活動再開、数カ月に一度、ミニ・コンサートを開いていたようだ。そんな次第で、先週の土曜日。4年ぶりに会場へ赴いた。
ロイヤル・エコーのほかにもユニットが出演され、歌を披露されている。思い返せば4年前、飛び入りで『生まれてはじめて』を歌わせてもらったのだ。ちょうどその時、バンガロールに赴任されて直後のM社F1氏が来訪されていて、わたしの歌を楽しんでくださった。ちなみにしのさんがM社勤務なので、お誘いしたのだと思う。
そのF1氏が今月中に帰任されると聞いていたのだが、土曜の深夜便で「本帰国」されるとのこと。最後にお会いしたかったな〜と思っていたら、ロイヤル・エコーのピアノ伴奏を担当しているM社F2氏(ややこし!笑)が、「F1さん、あとからいらっしゃるみたいですよ」とのこと。
なんと! これはもう、飛び入りで歌うしかない。F1氏に捧げる『生まれてはじめて』を! しかし、パンデミック以降、人前で歌ってないし、すでにビールを飲んでいる。ミニ・コンサートの会場をカラオケ・バーと化させていいものかと一瞬、迷ったが、F2氏が、ピアノ伴奏をしてくださるという。
これは、カラオケ音源を使うよりは遥かに、F1氏にも喜ばれるに違いない! と勝手に確信し……。急ぎ、歌詞を復習し、いきなりぶっつけ本番で披露させていただいたのだった。いやはや、F2氏の即興力には感嘆! 一部、動画をアップロード。ピアノの音が小さい(わたしの声がでかすぎる)という状況だが、F1氏を賑やかに見送りたいという気持ちは伝わったかと思う。
……ロイヤル・エコーのみなさん、ありがとうございました。そしてF1氏、お元気で!
ミューズ・クワイアやダンサーズ、その他のユニットを結成して、またチャリティ・コンサートを実施したくなった。その気になったら、すぐに会場を見つけてイヴェントを開催することができるのも、バンガロール(インド)のよさのひとつ。
バンガロールにて、歌ったり、踊ったりしたい方、ご連絡ください。
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