シヴァ神の聖地。ラマナ・マハルシの地。ヴォルテックス。パワースポット。
今年の8月31日。わが誕生日の前後5日間を、ここで過ごした。
霊山の周囲14kmを、2周も歩いた。それは衝動だった。そしてライフに曼荼羅を見た。
あれから3カ月と置かず、ここへ来ることに。
すべては2020年1月、義父ロメイシュの他界が端緒。
夫の精神的変化がたどった道の上。
わたしにとっても違和感もなく、それもこれも、定められし道の上にて。
明日から数日、なにかしらの聖なる行事があるとのことで、宿はどこもいっぱい。
今日は1日、ここに泊まり、明日、少しよさげなところに移動するらしい。
夫は到着するなり、ラマナ・マハルシのアシュラムへと出かけた。
わたしは、ひとりのんびりとしたい。
しかしね。ここもそんなに、悪くない。
キッチンもあり、清潔で広い。
それよりなにより、机の場所がいい。木々の向こうにアルナーチャラ山が見える。
むしろ、このラグジュリアスとは言い難い旅が懐かしい。
持参したコーヒーパウダーとストレイナーでコーヒーを淹れる。
しあわせ。
今から29年前、ヨーロッパを3カ月間、鉄道旅したことを思い出す。行き当たりばったりの流浪の旅。
イタリアはアッシジの、忘れ得ぬ修道院の宿。
ネットの海に潜り込めば、すぐにも掬い上げられる古い写真。
20年ほどまえに、ポジティヴフィルムをスキャンして、アップロードしておいたもの。
画像の粗さが、むしろいい。
あの丘の風に、また吹かれたい。
🧳8月のアルナーチャラ旅の記録。この地の背景などを記している。
https://museindia.typepad.jp/2023/arunachala-%E8%81%96%E5%9C%B0%E6%97%85/
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