かつてバンガロールに駐在、現在ドバイに駐在している藤田夫妻。金曜の夕刻、わたしが寺院巡りを終えてホテルへ戻っている道中、妻の夕子さんからWhatsAppでメッセージが流れて来た。
急にインドに来ることになり、バンガロールに立ち寄るという。明日の朝か、明後日の夜、お時間ございますか……?と、控えめながらも、いつもに増しての超直前。明後日の夜ならばバンガロールに戻っていることを伝えたところ、乗り継ぎのフライトまでの数時間、街中の旧居に会いに来てくれるという。
わたしにとっては「姪」くらいに大切で身近な存在である娘の杜さん。春休みでドバイに滞在中の彼女も一緒にやってきた。夜の9時半過ぎ。インド弾丸旅の具体的な背景についてはここでは触れぬが、ともあれ、杜さんの就職が決まったということで、わたしには、その報告に来てくれたのだった。
わたしが初めて杜さんに出会ったのは、彼女が中学生のころ。日本人補習校にて助っ人で国語の先生をやったとき、わずか2回ではあったが、国語(作文)の指導などをしたこともある。日本に帰国してからも、わたしが一時帰国をしている東京で、あるいは彼女がバンガロールに来た時に、幾度となく、会って来た。中学生だった彼女は、高校、大学(留学)、大学院と進み、このたび晴れて、社会人だ。
理系の彼女の専攻や研究内容は、「概要」を把握することさえ一苦労。間違ったことを迂闊に書くのは憚られるので触れぬが、キーワードは「錯体化学」「ルテニウム」「レアアース(レアメタル)」といったところか😅 今後、彼女が仕事を始めたら、いつかインタヴューさせてもらい、しっかり理解しようと思う。
それにしても、「突然の来訪っぷり」も「到着早々の大騒ぎっぷり」も、昔から変わらなさすぎて、違和感がない。玄関先でハグする我が夫の様子が、過去の記憶を呼び起こす。最後の写真がそれ。2013年、アルヴィンドの誕生日にサプライズで登場したときのものだ。
JACKもまた、妙に懐いている。彼が子どものころ、二人は遊びに来たこともあって、久しぶりの再会だ。そしてJACKは相変わらず、若い女子に擦り寄りがち😼
空港から直行して来た二人。夕飯はまだだというので、多めに炊いていたご飯と味噌汁を出しつつ、わたしたちもお菓子など食べつつ、訳のわからない状況。そして、話があちこちに飛びながらの近況報告。
杜さんの成長は、わたしにとっても本当にうれしく、幸せな気持ちで満たされた。藤田家との思い出を綴った記録も、あれこれとある。昨年、藤田夫妻が新居へ泊まりに来た時にも発掘して懐かしんだが、今回は杜さんとの思い出を発掘。
特に最後の動画は、我がテーマのひとつである「異国で子どもを育てるということ」に則った座談会動画で、必見!だ。このシリーズ、他の動画もぜひ見ていただきたい。
今日のところは、うれしさだけを留めおく。
🍜大切な友人夫婦がバンガロールに! 思い出尽きず、語り続ける夜。(2023/06/30)
https://museindia.typepad.jp/2023/2023/06/jun.html
🌸6回目のチャリティ・バザール。アットホームに楽しい1日。2017/09/20
https://museindia.typepad.jp/2017/2017/09/mcb2017.html
🎂8月9日。夫の誕生日。サプライズ・ゲストに沸く夜。(2013)
http://www.museindia.info/museindia/Blog/entori/2013/8/10_yuerifuno_dan_sheng_ri.sapuraizugesutoni_feiku_ye.html
🇮🇳必見! 同時期、バンガロールに暮らした3人が、当時の経験や帰国後の生活について忌憚なく語る。楽しい会話の中にも、帰国子女が抱える課題が浮かび上がる有意義な座談会。
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