先日、ベルギーのトライアスロン選手が、セーヌ川の水質汚染対策として「プロバイオティクスを摂取し、ヤクルトを飲んだ」という記事を読んだ。さすがヤクルト! と思った直後、わたしもヤクルトを買わねば! と思った。数日後に控えた「抜歯の対策」である。なぜ抜歯とヤクルトに、関係があるのか。
普段は極力、薬を飲まないわたしだが、抜歯の際は、やむなく抗生剤や鎮痛剤を服用する。抗生剤を飲むと、悪い菌だけでなく、腸内のよい細菌もダメージを受ける。そのせいで、下痢をしたり、お腹にガスが溜まったりする。それを緩和してくれるのが、「ラクチカゼイバチルス・カゼイ・シロタ株」なのだ!
以下、ヤクルトのサイトより引用。
**************
シロタ株は1930年、後にヤクルトの創始者となる医学博士、代田稔(1899-1982)によって発見、強化培養された乳酸菌の一種です。代田は、「病気にかかってから治すのではなく、かからないための予防が大切」という日本における予防医学のパイオニアともいえる考えのもと、乳酸菌の研究を重ねました。
**************
予防の医学……といえばインド5,000年の伝統医学アーユルヴェーダの理念にも通ずる。
さて、普段は常備していない(ごめん)ヤクルトを購入した奇しくもその日、デリー駐在中のヤクルト王子、改め、インドヤクルト・ダノン株式会社社長の天野英治氏からバンガロールへ出張する旨、メッセージが届いた。振り返れば、天野夫妻とマルハン夫妻との付き合いは、長い。だいぶ長い。我が夫も会いたいというので、昨日のランチタイムに、拙宅へ招いたのだった。
ヤクルトがインドに進出したのは2007年ごろ。当時、まだ東京勤務だったヤクルト王子および会社の方々は、わたしがヤクルトのインド進出に言及したブログ記事をご覧になっていて、わたしの存在は知っていたらしい。その後、夫妻はデリーに駐在され、数年後、バンガロールに異動された。
さらに、東京、ドバイを経て、昨年再びデリーへ戻られたという経緯。ちょうど1年前に、我々夫婦がデリー宅に行った際、天野夫妻を招いて久々の晩餐会をした。そのときの記録に、天野夫妻との思い出をピックアップしている。妻の貴子さんは、ローカルフード探検隊の熱き隊員であり(エピソード多すぎ)、ミューズ・クリエイションの初代メンバーとしても貢献してくださった。
せっかくなので、下のリンク先もお読みいただければと思う。
ヤクルト王子は、先月下旬に発売開始されたばかりの「マンゴー味のヤクルト」をお土産にご来訪。我が家で買っておいたヤクルト含め、記念撮影である。商品のコンセプトその他については、添付のリンク先をご覧いただければと思う。
デリーへ戻るフライトの時間まで、わずか1時間半。わたしたちに会うために立ち寄ってくださったことをうれしく思う。出前を取ろうかとも思ったが、せっかくなので素朴な家庭料理でおもてなし。バンガロールは肌寒いので、先日に引き続き、またしても「鍋料理」だ。おいしく愉しき、ひとときだった。
ちなみに今回の抜歯。根幹治療をしていた歯が炎症を起こし、インプラント治療をするしかなく、抜歯に至った。すでに我が口内、インプラント多数。昭和の治療でダメージを受けていた我が歯。しっかり歯磨きをしていても、ダメなものはダメなところが辛い。
単なる抜歯ではなく、切開やら骨組織の移植やらで、そこそこな手術であった。痛みはほとんどないが、右頬が腫れている。今朝はさらに腫れている。ヤクルト飲んで、早期回復を目指したい。
ちなみに、ミューズ・クリエイションが慈善団体訪問をする際、しばしばヤクルトを購入し、子どもたちと一緒に飲んでいる。わたしたちも、もう少し頻度高く飲んでみようと思う。
📷懐かしの写真もアップロード。ヤクルトは、インド進出当初より、高級ホテルの朝食ブッフェにて提供され、認知度を高められていた。ゆえに、普段、家で飲まなくても、旅先や出張先のホテルにて飲むことがよくあった。2023年の夫の写真は、ケララ州コチのホテルにて。たまたまヤクルトのTシャツを着ていた夫。もはや広告塔である。
2013年の写真は、我が家でおせち料理を作り、お正月を過ごした時の一枚。二人で、さだまさしの歌を熱唱しているの図。
🥭ヤクルト、印で同社初マンゴー味商品を発売(NNA ASIA 2024年7月25日)
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。