ナンディ・ヒルズを間近に眺めるリゾートにて。わずか2泊3日の滞在につき、のんびり過ごす予定だったのだが、2日目は、画家の友人、Jayaに勧められた寺院へ赴くことにした。Jayaは自身の作品にて、この寺院をしばしばモチーフにしているのだという。
9世紀から10世紀の間に建立されたシヴァ神を祀る寺院で、南北2つの寺院が同居している。
北の寺院はカルナータカ州で最も古いドラヴィダ建築の寺院だとのこと。世界遺産であるハンピでおなじみ、ヴィジャヤナガル王国時代(14〜17世紀)に、修復や増築が行われたという。
ハンピの寺院を彷彿とさせる支柱の連なる建造物や、シヴァ神の祝祭日に使われる山車やその車輪など、寺院の敷地内は興味深く、さらにはプジャー(儀礼)にも参加するなど、長居をしてしまう。行ってよかった。またゆっくりと訪れたいと思える寺院であった。
こんな近所に、こんな寺院があったとは……。この地に19年も暮らしているのに、知らないことばかりだ。綴りたいこと尽きぬが、写真だけでも多めに残しておこう。
🛕Bhoganandeeshwara Swamy Temple
🎨Artist/ JAYA JAVERI インドの自然や情景、歴史を刻む建築物……。やさしく慈しむように描く画家、ジャヤ・ジャヴェリの世界。
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