3泊の壱岐滞在のうち、最初の2泊を平山旅館に決めたのは、その温泉の歴史の深さと、料理のおいしさの評判を目にしたからだった。
壱岐の「湯本」にある温泉は、5世紀に神功皇后が三韓出兵の折に発見、応神天皇を出産後、産湯に使わせたという伝説がある。1500年以上の歴史を誇る日本屈指の古湯であり、さらには平山旅館の湯は湯本の中でも旧湯(ふるゆ)と呼ばれているという。
庭のある角部屋「星の間」を予約。部屋はオーソドックスな日本の旅館、であり、特筆すべき特徴はないが、リラックスできる。
ゆうべは、家族風呂を利用。露天風呂付きの部屋を選ぶか悩んだが、家族風呂が2つもあって、そこそこに広めの露天風呂が備えられているから、これで十分だった。塩っぱくて濃厚な湯の心地よさ! 夕刻、そして寝る前に入浴。夜には露天風呂から満月が仰ぎ見られて、まさに極楽気分であった。
夕食がまた、すばらしい!
一皿ずつ、次々に出される料理は、壱岐の海の幸の饗宴だ。壱岐のクラフトビール(ゆずと麹のビール)もおいしく、食前酒の焼酎と梅のお酒も風味豊か。壱岐の酒もほどよい甘みとフルーティーな味わいで、至福。
料理一つ一つの説明をしたいところだが、これから朝の温泉を楽しんでくる。今日は風が強いが、幸い雨は降っていない。プランAかプランBか、天候を見つつ、行動予定を決めようと思う。
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