イヴェントで、あるいは慈善団体の訪問先などで、歌う機会が少なくないミューズ・クワイア。
きちんとステージのあるところならば、もちろんキーボードなどの音源を持参して披露することもできるが、そうでない場所の方が、実は多い。
BOSEのスピーカーのことは知ってはいた。便利そうだな、とも思っていたが、最大音量がどの程度か察しがつかず。
今週の金曜日に参加するバザールで、歌を披露することになったが、会場にはCDプレイヤーもなければ、キーボードも持ち込めぬという状況。
自宅の古いオーディオを解体して持参するつもりだったが、面倒だ。
思い直してネットで調べたら、「大音量対応」のスピーカーを見つけた。こうなったらいちかばちか、である。喧噪の中で主張できるほどの音かどうかは、もはや届いてみなければわからない。
というわけで、日曜の夜、amazon.inで注文。水曜の本日午後、届いた。
早速、Bluetoothをリンクさせて、音楽を流す。
操作はシンプルすぎるほどにシンプルで、音は、深くやさしく、とてもよい。かなりの音量でも音が割れることなく、丁寧に発せられる。
もっとも、一人の部屋と、大人数の部屋とでは、音の聞こえ方が全く異なる。場所によっては音はぐんぐん吸い取られる。どの程度の力を発揮してくれるかは、そのときどきで異なるだろうけれど、ともあれ、とてもうれしい。
これで、いつでも、どこでも、歌える。踊れる。もちろん、聴ける。聴かせられる。すばらしい。
ちなみに周知の事実かもしれないが、一応触れておくに、BOSEの創業者、アマー G. ボースは、インド人の父親と、米国人の母親の間に生まれた、インド系米国人だ。
ボースはMIT(マサチューセッツ工科大学)で学び、MITの研究室にてBOSE社を設立したことから、現在でも、MITの在学生と職員は「特別割引」でボースのスピーカーを買えるのだという。ということを、夫が以前、話していた。
ところで金曜日、ホワイトフィールドで開催される、下記のバザールにミューズ・クリエイションも出店する。11時過ぎには、歌も披露する予定だ。
バンガロールにお住まいの方、どうぞお立ち寄りください。