★バルセロナ、旅の記録の序章。昔の自分を思い出す。 19年ぶりの、バルセロナ。インドでの日常からは隔絶されて、毎年のニューヨークや日本を赴くときに感じるのとは異なる、独特の時間旅行に身を投じている気持ちに今、浸っている。 今回は、過去を反芻しつつ、いつも以上に「自分語り」も厚めに書こうと思うので、バ... Read more →
★バルセロナ、旅の記録の序章。昔の自分を思い出す。 19年ぶりの、バルセロナ。インドでの日常からは隔絶されて、毎年のニューヨークや日本を赴くときに感じるのとは異なる、独特の時間旅行に身を投じている気持ちに今、浸っている。 今回は、過去を反芻しつつ、いつも以上に「自分語り」も厚めに書こうと思うので、バ... Read more →
★良書が、旅の醍醐味を与えてくれる。 今回、旅に先駆けて日本のアマゾンから数冊の本を取り寄せていた。その1冊すら読むことなく、今回の旅を迎えてしまった。なお、黄色の岩波新書『スペイン断章』(堀田善衛著)は、遥か昔、多分30年ほど前に発行されたもので、これは以前から持っていたものだ。 今、この『バルセ... Read more →
★アントニ・ガウディの建築物を巡った一日を語る前に……iPhone盗難される! 現在、バルセロナ4日目の29日木曜午後。昨日のガウディ巡りを記録する前に、本日の残念な出来事を記しておきたい。 今日は、ゴシック地区を再訪し、懐かしのレストランを訪れたあと、カタルーニャ音楽堂の内部見学をして、それから大... Read more →
★一日の始まりは、ポリス・ステーションから 昨日のiPhone盗難事件に際しては、学ぶところ、多々あった。欧州ではiPhone6の盗難が本当に多発しているらしい。財布や貴金属を盗むよりも、一定額を得られるうえ、盗みやすいことも理由のようだ。 今後、これを読まれた方が、万一iPhoneを紛失したときの... Read more →
★1日をはじめる前に、まずは別のホテルに移動 一人旅、最後の一日。今回は、バルセロナ郊外、列車で1時間あまりのモンセラートへ足を伸ばしたいと思っていた。 サグラダ・ファミリアが、その形状に似ているとされる、丸みを帯びてギザギザとした稜線を持つ山。そこはまた、聖母マリア、キリスト教の聖地でもある。写真... Read more →
◎米国を東海岸から西海岸で、横断するドライヴをしたときに立ち寄ったモニュメント・ヴァレー、ナヴァホ・ランドの夕景を思い出す、すばらしい景色だった。カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)の屋上からの景色。 ★夫と合流。遅いランチのあと、市街北部、丘の上にあるグエル公園へ 午前中は、ホテルでのんびりと過ごし、本を読... Read more →
現在、バルセロナから北へ列車で1時間半足らずの場所にあるジローナに来ている。バルセロナとはうってかわって、小さな古都の、カテドラルのそばにある石造りの宿に滞在している。 午後10時。たった今、教会の鐘の音があたりに響き渡っている。ここに来てようやく、欧州の町を旅しているのだ……という、しみじみとした... Read more →
★バルセロナから列車で、ジローナへ。1泊2日の小旅行 古代ローマ時代に誕生した街、ということ以外、実はほとんど、下調べすることなく出発の日を迎えたジローナ。ジローナ擁するジローナ県に、サルバドール・ダリの故郷フィゲラス、そして彼が晩年までをすごした海辺の街、カダケスがある。 わたしは1994年の欧州... Read more →
★ジローナを離れ、再び列車で北へ。ダリの故郷、フィゲラスを目指す。 朝7時30分にアラームをセットしていたのだが、7時には、やむを得ず、目を覚ますことになった。いくつもの教会の鐘の音が、7時丁度からいっせいに響き渡り、何分間にも亘って、まだ薄暗い街の静寂を破るのである。この街に住む人は、寝坊が許され... Read more →
★エル・ブリの流れを汲む、ディスフルタールでモダン・スパニッシュを。 旅の最終日。夫がインドから予約していた、バルセロナで有名なレストランの一つ、Dis Fru Tar(ディスフルタール)でランチだ。この店は、世界的に有名だった前衛的なレストラン、エル・ブリ(エル・ブジ)でかつて腕をふるっていたシェ... Read more →