そして本日は、バンガロア郊外にあるAngsana Resort Spaへ。各方面から噂は耳にしていたが、これまで訪れる機会がなかった。しかしながら、母と妹の滞在中には、ぜひ出かけようと思っていた場所だった。
スパの詳細はこちらのホームページをみていただくとして、我が家から車で約45分だというそのスパへ、朝食をすませたあと、出発。
ところが、ドライヴァーのクマールが、堂々と道を間違え、堂々と大幅に迂回して、到着までになんと2時間もかかりやがった!! 延々と続く田舎道を、延々と走り続けるが、ちっとも現れないリゾート。
幾度となく繰り返される「あと5分」。
インドだもの。いつもなら仕方ないと諦めるところだが、今回は「アポイントメント」を取っているから、そうそうのんきではいられない。しまいには激怒なマダム。
これだから、油断ができないのだな。インドの人々よ。
間違えに気づいた時点でUターンすればよかったものを、道ばたにたむろっている怪しげな親父どもに道を尋ねるものだから、情報は交錯して余計に混沌。
そんなこんなで、ようやく到着したそこは、バンガロアの市街からほど近い場所とは思えぬ、南国リゾートムード漂う場所。アポイントメントの時間にも1時間ほど遅れたが、取りあえずはつつがなく、トリートメントを受けられた。
ボディラップ、マッサージ、フェイシャルの3セット3時間コースを予約しておいたのだが、いずれも予想以上にすばらしかった。アーユルヴェーダよりも、タイ式マッサージの方がこのスパのお勧めのようである。
エステティシャンはバンヤングループの養成コースでトレーニングを受けているとのこと。3人とも技術のよいエステティシャンに当たったようで、ともかく、気持ちのよいトリートメントだった。詳細は妹のレポートを。
トリートメント後、ランチを食べたが、ダイニングルームの雰囲気、ブッフェのクオリティはいまひとつ。このレストランが洗練されていれば、もっとすてきなのにと、少々残念。弁当を持って行きたかった。嘘。
ところで、帰りは夕方の混雑時にも関わらず、なんと35分で自宅に到着。どういうこっちゃ、クマ〜ル!!
●妹のインド滞在レポート(2) スパリゾートの巻
本日は、自宅から車で40分ほどのアンサナスパという、リゾートスパへ連れて行ってもらいました。タイスタイルのスパです。
実際に施術してもらう場所は、ホテルから離れのようになっており、美しい緑の公園を横目に進みます。一人ずつ個室ですが、その個室が素晴らしい!
広くてオープンエア!緑の木々が、溢れる日差しをいい具合に遮り、風がそよそよと葉を揺らし、小鳥はさえずり・・・
ベッドは2台離れて並んでおり、その奥には、大きなベッドソファ、ここで最初の説明などを聞きます。タオルは真っ白でパリッと、床は削られたタイプの滑らない大理石、そして、タイ人のマッサージがスペシャルアメージング! 今までのマッサージ人生の中でダントツ1位の素晴らしさでした。
というほど、スパでマッサージはしておりませんが。
何事にも細かい日本人も充分納得のいくケアで、やさしく丁寧、時間をかけてゆっくりと・・・
何度も自分の「フゴッ!」といういびきで目が覚め、眠ったら勿体無い!と思いながらもまた睡魔が襲っては「フゴッ!」と目が覚めるという繰り返しでした。
まずは、体中に泥パック、ボディラッピングでしばし待ちます。暑がりな私は、15分くらいのラッピングに耐えられず、途中で手をべろーんと出して、のびたアサリ貝のようでした。その後、水圧抜群のシャワーを浴びます。
石畳のシャワールームも、天井付近はオープンで、椰子の木がそよそよ揺れています。 シャワーの水が勢いよく体にあたってはじける水しぶきに太陽の光が反射し、なんと虹が見えました。自分の体から虹!
こんな幸せな偶然はありません。きらきらととても綺麗で、見とれていました。
シャワーの後はボディマッサージです。とにかく丁寧で丁寧で丁寧で・・・しつこいようですが、丁寧でした。更にシャワーでオイルを落とし、次はフェイシャルです。
これがまた!やさしいマッサージで何度も塗ったり拭いたり、マッサージしたり、ねりねりねりねり。香りもいいし、、言葉にならないので、以下省略。
3時間の至福の時を過ごすことが出来ました。
最後に蜂蜜生姜入り紅茶が出てきました。これは、自宅でも朝たまに飲んでいます。体をあっためて、免疫力をアップ! ソファーで、のんびり飲んでいるところで、既に終了していた母が部屋に入ってきて「どうだった?」「すごいよかったよ!」と喜こびを分かち合い、その後姉もやってきて「どーやった〜?」「よかったよ〜!」と、各自、自分がいかに素晴らしいマッサージを受けたかを説明し合い、結果、3人とも、ダントツ1位の素晴らしいマッサージだったね!ということで結論が出たのでした。
日本でのマッサージを思うと、ビルの中の狭い薄暗い個室、というのが多いと思います。 リゾートホテルや東京などであれば、ある程度の広さはあるのかもしれませんが。しかもオープンエアーでの虹のシャワーなんてあり得ません。ちなみに、料金は日本の3分の1位、是非バンガロールにお住まいの皆様はお試しください。
いびき間違いなし!
ちなみに、先日行った近所のPARISなネイルケアサロンでは、インド女性のケアでしたが、あまりにも一生懸命爪を磨かれ、摩擦熱で左手の小指の爪は、中央部分が薄くなりすぎ、薄皮一枚状態になってしまいました。「あたたたた」な感じでかなりショック。うぅぅぅ。
爪の薄い方は、インドでのネイルケアはご注意ください。
運転手クマールの運転で、行きは2時間、帰りは35分という、なんとも不条理な道中でしたが、観光では見られないような集落などをいくつも通り過ぎ、インド人の実生活を垣間見ることが出来ました。
以上、勝手にスパレポートでした。
明日はバンガロールクラブのファッションショーの模様をお伝えいたします。
・・・ん、まだ続くらしい・・・