今週のわたしは、がんばっている。何がって、毎朝6時20分起床、6時半には家を出て、ヨガ道場に通っているのだ。明日も行くから、11時現在、夜更かしをしている場合ではないのだが、ついつい一人だと、物事に熱中して時間を忘れる。
アルヴィンドが出張中につき、モハンは連日、スジャータ宅派遣で、久しぶりに一人の時間を満喫の夜なのだ。でも、そんな気ままな夜もあと一日。土曜には彼が帰ってくる。あっというまだ。
夫からは毎日、電話がある。懸念していた仕事や業務がうまく運んでいるようで、ご機嫌だ。そして、うっかりたっぷり、食べ過ぎているようでもある。ともかくは、仕事がうまくいっていれば安心。妻も心おきなく、お好み焼きを食べていられるというものだ。ふふふ。
今日はコラマンガラという街にあるY子さん宅に招かれて、お好み焼きをごちそうになった。いや、お好み焼きだけでなく、パスタ製の焼きそば(一応、焼きそばと命名されていた)、サラダなども用意してくれていて、計4名の面々と、おしゃべりをしながらおいしくいただく。
Y子さんは関西出身なだけあり、本気なお好み焼きで、おたふくソースやら青のりやらも用意されていた。わたしが出がけに「キューピーマヨネーズ、なかったら、持って行こうか?」と、一応確認の電話をしたところ、キューピーマヨネーズもあるという。
この間、香港で仕入れたばかりで「得意げ」に使用していたわたしだが、日本人マダムにとっては、常識的な調味料だったかもしれぬ。
ちなみに、参加者は日本人とはいえ、夫はインド人、米国人という構成に付き、駐在員マダムに比べると、日本食渇望度が高い。わたしなど、お好み焼きを食べるのは……最後に食べたのがいつだか思い出せないくらい、遠い昔だ。少なくとも1年は食べてないな。
ともかく、おいしくて、なんだかよく食べた。
Y子さんの家の家具がすてきだったので、店を尋ねたところ、すぐ近所だとのこと。わたしが帰りに立ち寄ると言うと彼女がつきあってくれた。2軒の店を巡る。アンティーク家具の店で、かつて訪れたインディラナガールのTHARという店の品揃えにも少々似ている。
そのほとんどをVintage Shopで買った我が家の家具とも相性のよい、ローズウッドやティークウッドの家具が多く、眺めるのも楽しい。必要のないものまで欲しくなっていけない。
1軒の店で、かなり理想的な大きめのデスク、もう1軒の店でタオルなどを収納する小さめのクローゼットを見つけた。どちらも、とてもいい感じ。汚れや傷はきれいに補修して配達してくれるので、ちょっとしたダメージは問題ない。
どちらもY子さん夫婦が行きつけだということで、お店の人もフレンドリーかつ、お値段もちょっぴり安くしてくれたよう。
ベッドルームの家具と調和するクローゼット、それから「実用性の高い、けれど雰囲気のある大きなデスク」が欲しかったわたしにとって、今日はとても幸運な一日であった。どちらも一つしかない品だからこそ、出合えた喜びもひとしおである。
インドは、こういう古くてよい家具に接することのできる場所が多くていい。
さて、あとは本棚その他を、作るか、買うか、せねばならないが、少しずつ、見つけていこう。