本日も、好天である。夕べはライブラリーで借りた本を読み上げたく、すっかり夜更かしをしてしまった。寝ぼけまなこで、早朝の温泉。やや熱過ぎるほどの湯が心地よい。
こんな温泉に毎日のように浸かれたら、お肌はすべすべ、腰痛もよくなるに違いない。朝食をすませたあと、旅館をチェックアウトして、少々、街を歩く。そして車に乗り込み、帰路へ。
こうして写真で断片を捉えると、とっても素敵な宿に見えるから不思議。いや、素敵だったのかもしれないが、くどいようだが、違うの。高級旅館じゃないの。高級ペンション(B&B)なの。
宿をチェックアウトしてしばらくしてのち、不満が炸裂する母娘3人。まあ、それもこれも、経験である。無論、あのような雰囲気を好む人の方が大多数のようであるから、わたしたちの意見を少数派として聞き逃していただいた方がいいかもしれない。
鬼太郎商店(なんなんだ、それは)前で、妖怪ムードを演出。I am being a member of Yokai (Japanese monsters).
帰路は、九重あたりを経由しながら、山間の道を走る。このあたりは緑も深く、ダイナミックな光景が時折現れ、ドライヴが楽しい。無論、蛇行の山道には「酔った」が、天候もよく、景色もよく、いい気分であった。
We had late lunch at a small cafe in Kuju area. I ordered "Beef curried rice". The Japanese curry which is influenced by U.K. style is very popular dish in Japan. Japanese curry is much thicker than Indian one.
途中、九重のどこかで見つけたカフェで遅いランチを取った。眺望のよい、人里離れた場所にあるここが、非常によかった。モダンな感じの温泉宿もあり、ご休憩もできる。
カフェのメニューは、あいにくピラフとカレーライスしかなかった。カレーは食べんぞ、と思っていた今回の旅であるが、ピラフはカレーよりもいやだ。そんなわけで、やむなくカレーを選んだのだが、インドカレーを彷彿とさせないこの味。なかなかに懐かしかった。
しかし、日本のカジュアルな外食というのは、炭水化物が多くて野菜が少ない。このあたり、外食産業の方々は考慮すべきではなかろうかと思われる。
夕暮れ近くになって高速に乗り、一路、福岡へと向かう。が、帰宅の前に、「ダイヤモンドシティ」と呼ばれる一大ショッピングセンターに立ち寄り、日本関係の日用品を買い出す。
といっても、今回、食料は殆ど買わず、伸縮自在な「つっかえ棒」とか、小型な歯ブラシとか、クッキングクラス用の「切れる包丁」など、とりとめのない感じのものばかりを購入した。
インドで日本食を切望するのは最早「悪あがき」であると思える昨今。香港で仕入れた日本米とみりん、酒、そしてインドでも買える醤油があれば、なんとかなる。
そんなわけで潔く、「ふえるワカメちゃん」と、マンゴームース用のゼラチン(インドにもあるんだけど)だけを買った。あとは妹が買っておいてくれた海苔。これでもう、十分だ。
いや、本当はモハン食に飽き飽きで、どうしたもんだと悩んでいるのだが。ちょっと時間を割いて、モハンにイタリアンでも伝授するべきだろう。イタリアンなら、インド素材でかなりの線、いけるのだ。
このあたり、来年の課題にしたい。