食の記録はやるまい、と思っているのだが、とてもおいしかったので。
骨付き鶏肉と大根の煮付け。醤油はバンガロールでも手に入る。みりんはない。帰任駐在員マダムにいただいた。すでに「賞味期限」ちょっぴり切れである。料理酒は香港出張時に買った。が、これは白ワインやらなんやらで、代用できよう。
鶏肉の旨味が大根にしみ込んでうまい! 大根ばかりを食べてしまう。日本食好きな夫も大喜びだ。
キュウリはスジャータが大ぶりを2本くれていた。それで漬け物風サラダを作った。近所の商店で新鮮なネギが大1束5ルピーだった。全部使うと多すぎだと思ったが、半端に残すのもなんなので、全部入れた。
ニンニク、鷹の爪、醤油に酒、昆布などを入れて、1時間ほど漬ける。と、昆布からだしが出るし、「納豆」的にネバネバとして健康に良さそうな雰囲気が醸し出されるしで、いい感じ。あつあつのご飯とよく合う。
ふむ。
「賞味期限」「納豆」
時事的な言葉を図らずも使ってしまったな。いや、あえて使ってみたな。
●賞味期限:不二家のことは、がっかりだ。こんなことじゃ、日本の人々、インドのことをバカにはできんのじゃないか? 日本のように、きれいに見せかけておいて汚い方が、よっぽどたちが悪い気がするよ。インドは最初っから汚いのを覚悟しているからね。心構え、いや、胃構えて食生活に挑んでいるし。
●納豆:「あるある」なんとか、という番組。毎回毎回、いろいろな「健康ネタ」が出てくることの方が、おかしいと思うのだが。みのもんたも健康関係の番組をやっていて人気なんでしょ?
無数の健康情報が氾濫していること自体、よくわからないし、それらを鵜呑みにするヒトがものすごく多いことも、不思議。無論、わたしもかなり「信じやすい」タイプではあるが……。
更には、みなが怒濤のように「おすすめ商品」を買いに走るのがまた、怖い。 そして続けもしないで、あっという間に飽きるのもまた。でもって、捏造事件。
日本もかなり、おかしな国だと思う。