先週は、採寸だった。そして今週、内装設計士より、キッチンのデザインをひとまず受け取った。案の定、意図した通りにはいかない。その擦り合わせを電話でする。
しかし電話では埒があかない。
今日は、大工より採寸に基づいての見積もりが来る。それと同時に内装設計士にクローゼットのラフ・デザインなどを受け渡す。同時に、最終的な素材についても相談する。
ちなみにインドではマーブル(大理石)のほか、グラナイト(花崗岩・御影石)も多く産出されるのか、さほど高くはない。あらかじめ設置されているキッチンの台はグラナイトである。
したがっては、アイランドや食器棚の台の部分、移動式のワゴンの、やはり台の部分は、グラナイトにしてもらう。
キッチンの収納については、合板(Plywood)に、アイボリーに近い白の木目が入ったラミネート(防水加工ずみ)をかけてもらう。最初はキッチンもダークブラウンにしようかと思ったが、キッチンは明るくて、汚れが目立つ色の方が清潔を保てると思ったのだ。
表に出る部分のラミネートは木目柄がはいったものを、しかし内部は無地のものを選ぶなど、それなりに経済的に、しかも品質の良さは保ってもらえるよう工夫をしてもらう。
クローゼットについては、それぞれに仕分けなどのリクエストがあるので、そのあたりを誤解なきよう、ひとつずつ丁寧に説明する。使用素材は、前回も記した通り、ティークウッド(チーク材)の薄皮(ベニヤ)を貼った合板を使う。
設計士の兄さんは、英語は通じるがときどき頓珍漢な反応をする。しかし、大工の兄さん(おじさん?)は、言葉は通じないが、わたしの説明していることをすんなり理解し、適切な反応をくれる。言葉が通じなくても、その点で、少々安心する。
なんだかんだで、3時間にも亘る打ち合わせであった。
実は、米国時代の友人数名が、機を同じくして「新居」を得ようとしており、やはり内装関係に関心があるとのメールが届いた。
楽しみに読んでくれているとのことなので、期待に応えてあれこれと書きたいところだが、文章にするとなにしろ尽きない。今後は作業の様子などを時折写真に収めて、主に写真でレポートしたいと思う。
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