昨年創刊されたバンガロールの情報誌『080』で新しいレストラン情報を見つけた。MASALA HOUSEというインド料理店だ。
よくよく住所を見れば、我が家の斜向いである。
そういえば、この間、黄色い看板が出ているのを見た。しかしレストランとは思わずに、見過ごしていた。
早速、今夜、夫と出かけることにした。
店内の雰囲気は、なかなかによい。ウエイターのメニュー説明はわかりにくい。従って自分たちで決める。
メニューにはインド各地の料理が並んでいる。
今日のところは、ポムフレット(マナガツオ)のタンドーリグリル、バターチキン(チキンティッカマサラ風)、ダール、ホウレンソウとコーンの煮込み。そしてナンやパランタなどのパン類を各種注文する。
夫と外食でインド料理を食べるのは久しぶりのことだ。どの料理も風味豊かでおいしい。おいしいが、生クリームやバターが多用されていることが偲ばれるリッチさ(濃厚さ)だ。これは、食べ過ぎると胃がもたれる感じ。
しかし、インド料理の外食、特に北インド料理は、高級店でもかようにクリーミーな料理を出す店がほとんどだ。デリーの人気店、ブカラもそうだし、バンガロールのサマルカンドにしてもそう。
単なる豆煮込みのダールにしても、クリームがたっぷり入っているからこそ、味わいが深く美味に感じられるのだ。
そんな微妙な食卓。これら料理を3人か4人で、少しずつわけて味わうのが賢いと思われる。
あるいはグレイヴィーもの(汁気のあるもの)を減らし、グリル系を増やすといいかもしれん。
食べきれなかったので、持ち帰った。
もうちょっと、油脂分を減らしてくれればいいのにと思うが、それでも味わいはかなりよかったので、この店、おすすめである。
ちなみに場所は、70, Cunningham Road。Accenture の左隣の建物の、背後にある。Accentureの敷地内に立つ大きな大きな木が目印だ。
静かなテラスもあるので、ランチタイムに訪れるのもいいだろう。
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●MUSE COOKING CLASS マルハン家での料理教室
年頭より再開の予定でしたが、新居移転、仕事その他が立て込んでいるため、当分お休みします。関係者の皆様方、しばしお待ちください!
●YAHOO! JAPAN トラベル『悠久の国インド』
南インド(バンガロール)とアーユルヴェーダの記事を執筆しました。
●AMERICA CLUB アメリカで暮らす:ガイド記事連載
米国十年在住の経験を生かして、インド移住後もガイドとして執筆中。アメリカ移住を考えている方への参考になります。
●『街の灯(まちのひ)』坂田マルハン美穂著 インド国内で販売中
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