今朝、アルヴィンドはスジャータ＆ラグヴァンと映画を見に行った。ペンギンのアニメーション。スジャータ＆ラグヴァンは、新作、話題作をもれなく見ている映画好きな夫婦である。
我々も映画を見るのは好きだ。しかし、マンハッタン時代、徒歩で行けるブロードウェイ界隈に範囲に何軒もの映画館がある恵まれた環境から、ワシントンDC、そしてバンガロールへと移り、映画館へ足を運ぶ機会は徐々に、いや劇的に、減った。
インドの場合、映画を見ずとも現実世界が十分に興味深いので、それはそれでいいのだが。
さて、映画にはわたしも誘われたのだが、仕上げたい仕事もあり、３人で行ってもらうことにした。映画が終わる頃、３人と待ち合わせてランチへ。
比較的新しい東アジアのレストランTchiへ、初めて行ってみることにした。日本人マダムから噂は聞いていたし、OWCのランチ会合でも使われていたので、どんなものか試してみようと思ったのだ。
フカヒレとかに肉のスープ（でも卵がたっぷり）、シイタケと白菜の炒め物、丸ごと魚の蒸し煮、タイライスなどを注文。
さて、最初のスープ。わたしは、フカヒレの姿はほとんど見えぬが、これはこれでおいしいかもね、と思いながら食べていると、ヴァラダラジャン博士（ラグヴァン）がひとこと。
「MSGが入っているね」
MSGとはご存知のとおり、化学調味料。Monosodium Glutamateのことである。カジュアルな中国料理に化学調味料はつきものだが、米国ではMSGは嫌悪されており、チャイニーズレストランでも「当店ではMSGを使っていません」と明記しているところも少なくない。
翻って日本は、化学調味料天国である。なにしろ「味の素」の国。なんだかんだに化学調味料が入っている。実際のところ、身体に及ぼす影響というのはいかなるものなのだろう。味覚が乱れることは間違いないと思うが。
さて、それはさておき、スープの味を知った段階で、マネージャーを呼び（またかよ）「他の料理にはMSGを使わないでくれ」と頼む。この場合、ウエイターではわかってもらえないかもしれないのでね。
そんなわけで、店の雰囲気もバンガロールにしては悪くなく、味もバンガロールにしては悪くなく、という感じの店であった。
さて、ランチの後は自宅に戻り、山積みとなったインテリア雑誌をめくる。一方、クローゼットやキッチンのレイアウトを考えるため撮影してきた新居の写真を大きく大量に印刷し、そこにイメージデザインを描き込んでみたりする。
資料でアイデアを得れば得るほど、これもいい、あれもいいな、と迷う。結局のところは「シンプルで使い勝手がいいもの」なのだが、いろいろな機材を付けてみたいと思ったりもする。特にキッチン。
ともかくキッチンは、家政夫モハンのテリトリーと我のテリトリーを、グリル（ガスレンジ）を挟んで左右に分けることにした。彼の世界には、インド調理器具や調味料、豆やら米やらの瓶を並べるスペース。
マダムの世界は、日本はじめ、欧米料理の調理器具や用品を並べるスペースを構築する。こう書くと、なんだかすごい料理人みたいだな。
アイランドには収納スペースも潤沢に、食器棚も作り付けで……。日本食貯蔵スペースも作ろうかな。でも、日本食、ないな。米だけだな。野菜や果物は籠に入れて、棚に収めよう、インドの小麦粉はここが便利……。
と考えるのも楽しく、しかしエンドレス。
明日月曜日、もう一人の内装設計士が訪れる。彼の仕事を確認し、見積もりを取り、今週中にはどの業者と仕事を進めるか確定する。その段階で、デザインを設計士とすりあわせねばならない。
今週は、仕事と内装のデザイン案作りで追われそうだ。でも、久々にアーユルヴェーダにも行きたい。
年明け早々、今年も、濃い。
※上の写真は、今夜の花火。パレスのあたりで打ち上がっていた。派手な結婚式でも行われていたのか。それとも明日の祝日の前夜祭か。ちなみに、明日もまた、祝日である。なんの祝いかは、わからない。
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●インド家族と過ごすデリー
先日のデリー滞在の写真も、フォトアルバムに更新しました。右端のフォトアルバムの項からも入れます。キャプションのない写真もありますが、ほとんどは説明をいれています。
●ニームラナへの小旅行
デリー滞在の直後、このニームラナに行きました。
●Delhi with Family
I uploaded photos of Delhi trip on the photo album.I put photos by time series. You can start from the upper left. Enjoy!
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