日曜日はゆっくりと家で過ごしたので、今日の午後は、母とともに買い物に出かけました。まずはバンガロール市内の「繁華街」の一つであるカニンガムロード (Cunningham Road) を目指します。
かつてバンガロー(邸宅)だった建物を改装して作られたブティック群、THE HATWORKS BOULEVERDへ。
わたしたちがインドに移住した当初、2006年にオープンした場所で、以来、時折、訪れています。最初のころとは店の顔ぶれがすっかり異なってしまったものの、建物自体に風情があって、とてもいい感じなのです。
コロニアル調の建築物で、床のタイルがきれい。HATWORKSという名から察せられるように、かつてここは「帽子工房」でした。
さて、数軒あるブティックの中でも気に入っているのがJULIE KAGTIという店。
女性デザイナーのジュリーによる、インドの伝統的な手法を生かした、しかし斬新なデザインのサリーなど衣類や小物が置かれています。
以前から目を付けておいた、母が好きそうなストールがまだ売れ残っていました。母に見せたところ、ひと目で気に入った様子。
柄物の服に巻くと、何が何だかよくわかりませんが、無地のシンプルなドレス(ワンピース)などに合わせると、個性的ながらもおしゃれな着こなしになりそうです。
サリーなどに使う布の端切れを集めて丸く切り、シフォンシルクに縫い付けたもの。見ると「簡単に作れそう」などと思いますが、なかなか実行しないものです。
というわけで、ご購入。
インドならではのテイストが生きたサリーなどがさまざまに。わたしが以前「欲しい」と思っていたサリーは、すでに売り切れていました。残念なような、ほっとしたような……。
さて、次に訪れたのはRAIN TREE。ここも古いバンガローを改装して作られたブティック群です。
前庭に大きな大きなレインツリーがあることから、この名が付けられているのだと思います。
ところで今日、母が着ているのは、以前ムンバイに行った時にCOTTONSで購入しておいたもの。部屋着にと買っておいた木綿製のトップですが、外で着ても十分にいい感じです。
■暮らしを彩る木綿製品 (2) COTTONS (←Click!)
RAIN TREEにはANOKHIも入っているので、母が数枚、木綿の服を購入しました。わたしがインドに暮らし始めて、インドの木綿の服を母にお土産として買って以来、
「日本の蒸し暑い夏にはぴったり」
とのことで、インド服ばかりを着ているのです。インドの衣類は暑い気候に相応しい素材、デザインであるということは、ここに暮らし始めて着用するようになって痛感しています。
「これから2、3年分の夏服を買って帰りたい」
とのことなので、今後も少しずつ、買い物に付き合おうと思っています。
自宅にいてもきちんとメイクをし、ネイルケアも怠らない母。わたしは料理や作業の邪魔になるので、普段は爪はやや短め、エナメルもほとんど塗らないのですが、母はしっかり、入念です。
ちなみにわたしは、マニキュアはあまり塗らない分、ペディキュア&足の手入れは心がけるようにしています。年中サンダル履きで乾燥しやすく汚れやすいことから、それなりに手入れが必要なのです。
わたしが着ているのは、RITU KUMARのトップ。綿ジャージー製で着心地がよく、着用頻度の高い1枚です。似たような一枚を買っていたのですが、よれよれになるほど、着こなしました。