アーユルヴェーダの処方を現代のライフスタイルに生かした、自然派のサプリメントやヘルスケアプロダクツを生産しているヒマラヤ (HIMALAYA HERBAL HEALTHCARE)。
バンガロール郊外にある工場へのツアーが開催されたので、参加しました。
ヒマラヤについては、別の項でも紹介していますので、ご覧ください。
■【自然派コスメ2】HIMALAYA HERBAL HEALTHCARE
バンガロール市街西部の郊外にあるヒマラヤのキャンパス。まずは会社案内のヴィデオを見せてもらいます。
ヒマラヤの商品が海外へも積極的に輸出されていることは知っていましたが、特にシンガポールやマレーシアなどでも人気が高いことを知りました。
またロシアのドクターのコメントも印象的でした。医療の現場で20年以上、ヒマラヤのサプリメントを使用しており、患者の健康向上に貢献している事実を目の当たりにしているとのこと。
ヒマラヤのサプリメントは「食事」のようなものだから、副作用の心配がないというのが安心です。
もっとも、個人的には、疾患や持病がない限りは、サプリメントに頼らず、バランスのよい食生活が一番だとは思っているのですが……。
その後、専属のドクターからアーユルヴェーダに関するレクチャーを受けます。
これらに関しては、個人的にはすでに知っている内容がほとんどでしたが、それでも勉強になりました。
レクチャーのあとは、ひとまずランチをということで、食堂(カンティーン)へ。ヴェジタリアンの料理が準備されており、社員の人たちと一緒にいただきます。
本日のメニューのカロリーなどが表示されているあたり、ヘルスケアな会社らしいムードが漂っています。
わたしは一通りの料理を少しずつ、試してみることにしました。いずれも油脂が控えめで、なかなかにおいしい料理でした。
さて、食事のあとは、お待ちかねの工場見学。白衣を着用し、キャップを被り、靴にもカヴァーをかけて、準備を整えます。
ヒマラヤのマークがついた白衣。右胸にはVISITORとの刺繍があり、見学者が多いのであろうことを思わせます。
錠剤を選り分けている様子。欠陥品を手でピックアップしています。
こちらは錠剤をコーティングしているところ。ザアザアと、かなり大きな音を立てながらドラムが回転しています。
こちらはカプセルを作っているところ。このあたりの作業、すべて個室による機械での作業ですが、必ず人間が立ち会っています。
こちらはカプセルの選別です。以前、ヒマラヤのサプリメントを購入した際、空っぽのカプセルが紛れていましたが、この担当者のミスかしら? などと思いつつ、次に進みます。
でき上がった錠剤を容器に詰めているところ。このあたりはすべて機械が作業しているようですが……。
機械の「蓋閉め能力」が甘いようで、傍らのお兄さんは忙しそうに、蓋の締まりが甘いものをピックアップして、手で閉めています。その様子が面白くて、しばらく見学してしまいました。
10本に1本は、中途半端。なにやら人間味のある機械です。
さて、錠剤が詰められた容器は、職員がラヴェルを貼ります。このあたり、「人手過剰」なインドらしい風景。和気あいあいと楽しそうに仕事をしています。
製品の中身は同じとはいえ、梱包は国別に異なるとのこと。それぞれの国の仕様に合わせて箱詰めがされるそうです。
このときは、コスタリカとUAE(アラブ首長国連邦)へ輸出される製品が梱包されている最中でした。
最後に、お土産の袋をいただきました! 会社案内のカタログのほか、お気に入りの品、初めて見る品があれこれと入っています。試してみるのが楽しみです。
このような、ヘルスコンシャスかつ高品質な商品の大半が、数百円(数十円)で手に入るとは、これもまたインド生活の醍醐味です。