またしても、派手なインド服に身を包んでの、お出かけ前の一枚。これはサリーではなく、レンガ・チョリと呼ばれるもの。以前もここでご紹介しましたが、スカートとブラウス、ストールの3点セットです。
ウエディング用にも着用されるレンガ・チョリは、多分、いや間違いなく「若い女性たち向け」のファッションだと思われます。
が、気づかないふり。お腹が露出しすぎないよう気をつけて、着用することにしました。
今日は、バンガロール日本人会の年末パーティが開かれました。バンガロール在住日本人の数は、在留届を出している人だけでも500人を超えたとのこと。
会を重ねるごとに、その数は増えています。
年に2回開かれるこのパーティ。これをきっかけに、サリーなどインド服を調達される駐在員夫人も少なくなく、どこかしら「仮装大会的」な楽しさがあります。
以下、サリー姿の友人たちの写真は、ご本人の了承を得て掲載しています。
酔っぱらって着崩れる前に記念撮影をしましょうと、会場の入り口で騒ぐ女性たち。彼女の上品なサリー、ジュエリーともよく似合い、とてもすてきでした。
サリーを初めて着る人は、なるたけ柔らかな素材(シルク)で軽いものがお勧めです。
特に痩せている日本人の女性は、プリーツの数が増えてしまいますから、分厚い素材だとウエストのあたりで織り込む時に、もったりとしてしまうのです。
と、いちいちチェックが厳しい夫の前では、しっかりとストールでお腹を隠しております。
本日のパーティの華は、インド伝統舞踊のひとつであるオディッシーのダンサー、小野雅子さんのダンスでした。
この道15年。本場オリッサにお住まいの彼女のダンスは、本当にすばらしいものでした。
3種類の踊りが披露されたのですが、途中、踊りの物語性、仕草の意味などの解説をしてくださったお陰で、動きの一つ一つをとても興味深く見ることができました。
踊りのあとには、会場の人たちに声をかけて壇上に招き、春の訪れを意味する動きを教えてくださいました。
手足や身体の動きはもちろん、指の動き、目の動きなど、細部の繊細な動きがまた滑らかで、感嘆させられました。
彼女のダンス、機会があればまた、ぜひ見に行きたいと思います。
ダンスのあとは、ランチタイム。その後は恒例のビンゴー大会と続きます。
皆それぞれに、個性があふれる艶やかなサリーを着て、とても楽しそうです。サリーの着付け方もそれぞれ微妙に違っているのがわかるでしょうか?
この1週間足らずの間に、3回にも亘って日本関連のイヴェントに参加したわたしたち。新しい出会いもたくさんありました。
愉しいイヴェント実現のために、無償で尽力してくださっている関係者の方々に感謝しつつ……。
2010年も、あと残すところわずかです。