WORLD SOIL DAY/ Dig, Delve & Discover. A fistful of soil. @ARAKU COFFEE
昨日は国連が制定、2015年より開始された「世界土壌デー」、すなわち「土の日」だった。その日に因んで、現在、ARAKU COFFEE で開催されている「コーヒーと綿」のコラボレーション企画に「土」をテーマに加えての勉強会とランチが催されたのだった。
アラク・コーヒーの創始者であるマノージの社会貢献型ビジネスや、インドのフィランソロピーの趨勢については、先日も記した。また、土や農業に関しても、『深海ライブラリ』のブログにあれこれ記事を掲載している。下部に関連情報のリンクをはっておくので、目を通していただければと思う。
さて、今回の「土や堆肥を巡る物語」はまた、極めて印象深い内容で、とても勉強になった。仔細にわたってレポートを記したいところだが、諸々立て込んでいるので、写真のキャプションだけでも残しておきたい。
①「手紡ぎ/手織り」によるコットン製品ブランドとのコラボレーションに因んで、先日、アンバラで購入したアッサム地方の伝統的な「手織り/手刺繍」のファッションで出かけた。左上は、お土産にもらった「堆肥」。コーヒーと間違えないようにしないと😅
②テーブルの上。土や野菜のプレゼンテーションが瑞々しくも美しい。🍅
③④「ラーガ(RAAGA)」と称された展示会。バンガロール拠点のYALIというコットン製品ブランドとARAKU COFFEEのコラボレーションによる企画だ。ちなみに「ラーガ」とは、インドのヒンドゥー教由来の伝統音楽における「旋律を構築するための規則」を意味する言葉で、サンスクリット語の「色」「情熱」に由来しているという。
⑤食べられる素材で作られたコーヒーと綿の旅を表すプレゼンテーション。右上は、コーヒーと綿の種子。中央右は綿の種にはじまり、開花し、綿花をつけるまでの変遷。左はコーヒー豆の変遷……という具合に。赤く色づいた果実の中に、コーヒー豆が入っている様子など。
⑥ランチの前に、土に関する勉強。アラク・ヴァレーでは、コーヒーだけでなく、環境によいプロセスを経ての堆肥造りも行っている。良質の大量の堆肥を、農家へ無償で提供し、栄養に富んだ豊かな土から、コーヒーを育む。マノージはオーガニック野菜のブランドも経営しており、ARAKU COFFEEで出される農作物はそこで作られたものを使っている。滋味あふれる元気な野菜だ。
⑦⑧大地の力がぎゅっと詰め込まれたようなランチメニュー。野菜はもちろんのこと、鶏肉やエビも、非常においしかった。自分では作れないような、独創的かつ健康的な、おいしい料理が楽しめるからこそ、ついついこの店の利用頻度が増えてしまう。
⑨色合いも、肌触りも優しい、纏いたくなるサリーや布……。買いたくなるが、いやいや、ここ数カ月、サリーを購入しすぎたので、今回は我慢。
⑩サリーがとても似合う来訪者の一人、我が夫の親しい友人、ラヴァニャ。インドのサリーブランド大手「Nalli Silk」創業一族で副社長でもある彼女。昨今のインドにおけるサリーのトレンドについて、言葉を交わす。彼女のことは、夫からよく話を聞いていたが、わたしは今回初めてお会いした。サリー&テキスタイルのビジネスについて、近い将来、取材させてほしいと思う。
🌏「貧困の根絶」を使命に社会貢献型ビジネスを具現化。ARAKU COFFEEの足跡と背景
『深海ライブラリ』ブログ
➡︎ https://museindia.typepad.jp/library/2021/11/araku-1.html
🌏土に触れて、宇宙を思う。食、健康、美容、エコ、ゴミ、有機、農業、衛星……。
『深海ライブラリ』ブログ
➡︎ https://museindia.typepad.jp/library/2021/06/earth.html
🇺🇳「世界土壌デー(12月5日)」および「国際土壌年」開始に寄せる 事務総長メッセージ
➡︎ https://www.unic.or.jp/news_press/messages_speeches/sg/11105/
🌱YALI
➡︎ https://yali.store/
🌱ARAKU COFFEE
➡︎ https://www.arakucoffee.in/
🥻NALLI
➡︎ https://www.nalli.com/
📰A sensory experience of coffee and cotton
➡︎ https://lifestyle.livemint.com/how-to-lounge/art-culture/a-sensory-experience-of-coffee-and-cotton-111638684854504.html