🏡家具調度品や内装は、まだ手を加える余地があるものの、8割方は整いつつある新居。8月に入ってからというもの、毎週末をここで過ごし、ゲストを招きはじめている。
規模の大きい家になると、インテリアコーディネータに依頼するのが一般的だが、わたしは自分の好みを100%反映させたいこともあり、外部には依頼していない。諸々の手配は、かなりの労力と精神力を要するが、自分の世界を構築するのは楽しいことでもある。もちろん、経費節減にもなる。
今回、家作りをしながら思ったのは、書籍の編集も、動画の編集も、インテリア・コーディネーションも、似ているということ。図面を見ながら、脳裏で仕上がりをイメージしつつ、一つ一つ、整えていく。
同じ紙面(画面)、あるいは家でも、仕上がりは十人十色。二つと同じ作品には仕上がらない。他人の目にどう映ろうと、まずは夫とわたしが快適だと思える空間を構築することが優先だ。
建築やインテリアに関心のある友人たちから、目に留まるあれこれの入手先を尋ねられる。しかし、家具だけでも10近いヴェンダーから調達している上、照明、天井のファン、キッチン用品、家電、ガーデン家具、カーテン、マットレス、各種ガラス&鏡、BBQセット、ナーサリー……と個別に見ていくと、数十のヴェンダーを開拓し、利用している。相当の量だ。
電気の配線や水道の配置なども含め、数十ページにのぼる図面。ヴェンダーのリストと購入物の記録(エクセルで管理)、家具やキッチン、クローゼットのラフデザイン(自分で手がけたものも多々あり)のノートなどをインドの友人らに見せると、一様に驚嘆される。ビジネスにすべきと勧められる。
2007年に旧居の内装工事を手掛けたときもそうだが、わたしは昔から、こういう作業が好きなのだ。超絶、たいへんだけど。たいへんな分だけ、達成感も高まるし、悲喜交々、喜怒哀楽に満ち満ちたエピソードも増える。
ちなみに当時の記録もまた、ブログに残している。スケルトンだった家を2カ月足らずで完成させた壮絶な記録。今よりもずっと物が少なかっただけに手配も大変だった。
家とはライフスタイル全般を反映する場所。過去15年のインド住宅事情の変化の片鱗をも、作業をしながら実感できると言うものだ。
◉インド/プチ家づくり☜全然「プチ」じゃない。
➡︎https://museindia.typepad.jp/blog/new_home/
「近々、ヴェンダーのリスト化してシェアするね」といいつつ、先延ばしになっている。庭のランドスケープも含めると、完全に仕上がるまでには、あと数カ月はかかるだろう。自分の予定を詰めすぎないように、極力のんびりを心がけ、整えていきたいと思っている。
リスト化が完了した折にはまた、英語&日本語で、まとめて家づくり@バンガロールの情報をシェアしたいと思う。
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土曜日は、ハウスウォーミング・パーティに来られなかった親しい友人たちが遊びに来てくれた。語り合いながら、飲みながら、料理の準備ができるのは、本当にいい。この夜もまた、ヘルシーな日本風料理を準備。一時帰国の日本で買ってきた曲げわっぱのお櫃(ひつ)に、炊き立ての日本米を入れる。奮発してよかった。いい買い物だった。
日曜日はのんびりと、夫と二人で過ごす。……が、猫らが恋しい。
次のプロジェクトは、猫らの逃亡を防ぐための庭のパーティション(柵)作り。こちらは来月中旬には完成予定。ぼちぼち様子を見ながら、年内には4猫も新居に移動することになるだろう……。これが一番、緊張する! ワイルドな我が家の4猫。逃げないでね!😼
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