🌻デリーから戻って、気がつけば1月も下旬。
先日参加した、「ラーマーヤナ」に関する極めて興味深かったセミナーのことを記しておきたいのだが、それより先に、明日、自分が行うセミナーの準備で、今は頭の中がいっぱいだ。
昨年からメンバーに招いていただいた、女性たちの勉強会。非公開なグループにつき、仮に「女史勉強会」とする。月に数回、さまざまなテーマのトークやセミナーが行われる。明日は、わたしが自宅にメンバーを招き、インドと日本の関係史について、語ることになっている。
日本人向けにはすでに何度も実施してきたセミナーにつき、資料は英訳すればいいだけだ……と思っていたが、その英訳が、当然ながらたいへんだ。日本人に対するのと、インド人や、インド人以外の外国人に対するのとでは、内容も変更が必要となる。「女史勉強会」のメンバーはインド人が大半だが、わたしのように外国人も数名、いるからだ。
英訳ソフトのDeepLの助けを借りつつ、資料を再構成。意味がわからない単語や、発音がわからない単語を確認するうちにも、時間が流れる。
さらには、情報を洗い直すうちにも、新たな興味深い事実が浮かび上がったりして尽きない。毎度のことながら、資料が厚すぎる。しかし、いいのだ。たいへんだけど、楽しいからいいのだ。
セミナーは1時間と限られている。大切だと思われるところだけを説明し、あとは、資料をシェアして、もしも関心のある方には、独自で調べていただこう。
それにしても。本当にインドと日本の結びつきには、心動かされる事柄が多く……。この資料は、今後さらに推敲し、日本に関心のある人たちに向けても、広く伝えたいと思う。
日本人が日本の歴史をよく知っているわけではないように、インド人もインドの歴史をよく知る人ばかりではない。憚ることなく、学んだことを、シェアしたい。
まずは明日、がんばろう。
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