昨日は、約5カ月ぶりのチャリティ・ティーパーティであった。今回も「インド料理&スパイス講座」を開催。今のところ、4種類の講座をリクエストに応じて複数回、行っている状況で、スパイス講座はこれで6回目だ。
今回は21名の方にお集まりいただき、寄付金7,000ルピーと寄付の品々をお預かりした。これらの届け先は検討の上、近々決定し、改めて同行者を募る予定だ。
※追記:3月17日に他の方からも寄付金2,500ルピーをお預かりしたので、計9,500ルピーとなった。
会の前日は、資料のプリントアウトと、菓子作りなどで午後を過ごす。このところ、仕事が立て込んでいるので、忙中閑あり、いい気分転換となった。
たまには、もっと目新しいものを作ろうかとも思うのだが、毎回、新しい参加者が多いので、ついつい定番のタルトやスコーンが登場する。
参加者の方々とゆっくりお話をしたいところだが、瞬く間に時間が過ぎてゆく。2時開場、3時講座開始。食べたり飲んだりしているうちに、たちまち夕方だ。
スパイス講座もさることながら、インドの食材で作る、インド料理以外の料理について、関心をお持ちの方も少なくないように見受けられた。
そのあたりの調理のポイントをレクチャーするのもまた、有意義なのかもしれない。
説明しているうちに、ある程度は実演した方がわかりやすいだろうと思われ。
ついついみなさんをキッチンに招いて、チキンカレーのペースト(ルー)を作るところまでを実演。
チキンは解凍していなかったのだが、ここまで作れば、あとは解凍したチキンを投入して煮込むだけ。
実演を兼ねて夕飯の下準備である。
ついでに、チャパティの作り方もレクチャー。裏表を焼いた後、トングでつまんで直火であぶる。ぷく〜っと丸く風船のように膨らむ様子に、一堂、盛り上がるのである。
ともかく、簡単にできるインド家庭料理。
ミューズ・クッキングクラスの時代まで遡れば、これまで100名を超える方々に、伝授してきた。そのうち、いったい何人の人たちが実際に調理をしたのかは、定かではない。
ともあれ、ぜひとも一度は、スパイスを使った料理にチャレンジしていただきたいものである。
下の写真は、お菓子作りの光景。素材は100%インド製。
ヨーグルト入りしっとりスコーン。爽やか濃厚レモンクリームタルト。カスタードクリーム入りのタルトのトッピングのイチゴ。ちょっと甘みが足りなかったので、適量の砂糖で軽いジャム風に。
カスタードクリームで卵黄を使ったので、残った卵白でメレンゲ菓子を。低温で1時間ほどじわじわ焼けば、サクッとほろほろ、やさしいお菓子の出来上がり。
ティーパーティのそのあとは、久しぶりに「ワインパーティ」へと流れ込み……。
以前もMiPhone紹介したが、SULAのヴィンテージワイン、RASA。
これがおいしくて!
オーク樽の香りも豊かに、インド産の赤ワイン。
移住当初は、こんな赤ワインが近い将来、誕生するなんて、思わなかった。
まさに激変するインドである。
やがてマイハニーも帰宅。
ご主人が出張だという友人らを誘い、ディナーパーティに突入。
作りかけだったチキンカレーのペーストにチキンを投入。
ご飯を炊いて、あり合わせの野菜を炒めて、簡単だけどおいしい夕餉。
本日もまた、少なからずみなさんと言葉を交わし、あれこれと思うところ多かった。インドへの単身赴任者のこと、子供たちの教育のこと……。
これらのテーマについては、また改めて、書かなければ。
ともあれ、有意義な金曜の午後でありました。